フリーランスが突然契約解除されたらどうする?業務委託のリスクヘッジを知ろう
フリーランス・業務委託として働いていると、突然契約解除された経験を持つ方もいるでしょう。
突然解除と言われたらショックを受けるかもしれませんが、焦らず適切な対応をとることで回避できる場合もあります。
万が一、契約解除されたらどのような対応をすればいいのか。キャリーミーの元キャリアアドバイザーマネージャーである布井が突然解除への対処法と、キャリーミーで契約解除とならないようにしている工夫を解説します!
目次
フリーランスが契約解除された!それには理由がある
- 布井あやみ
キャリーミーの元キャリアアドバイザーチームマネージャー、現アンバサダー。 上智大学外国語学部卒。 キャリアコンサルタント、採用コンサルタント、タヒチアンダンサー&講師という複数の仕事を持つパラレルキャリア。
株式会社パソナキャリア、株式会社リクルートエージェント(現株式会社リクルートキャリア)等大手人材紹介会社での法人営業経験を通じて培ったビジネススキルと、全日本ジュニア新体操選手権大会団体入賞経験をはじめとする舞踊歴18年のキャリアを活かした独特の表現力を併せ持つ貴重な存在として各方面から注目を集めている。
最近ではパラレルキャリアコンサルタントとして、同じくパラレルキャリアを目指す方々へ向けたキャリアコンサルティングなどにも力を注ぐ一方、採用顧問として採用責任者の育成支援や、人材業界における法人営業やキャリアアドバイザーの後進育成等も手掛けている。
まず大前提として、契約を解除されるのには”必ず”理由があります。
クライアントは仕事をお願いしたくて業務を委託しているので、理由なく契約を解除することはありません。
もし契約解除を通告されたら、まずは理由を確認しましょう。契約解除となる理由は様々です。「スキル不足、相性が悪い」などのパーソナルな問題で解除を通告されることもあれば、「業績悪化、事業撤退」など企業側の事情であることもあります。
また、業務委託契約書に『契約解除に関する項目』が記載されているはずなので、そちらを確認するのもいいでしょう。書面に記載されていない理由で解除を通告された場合は、交渉が必要になることも。
契約解除にも様々な理由があるので、まずは事実確認をしてみましょう。
参考記事:業務委託の避けるべきトラブル事例5選!契約上の注意点を徹底解説
【PR】請求書買い取りサービス「labol」
突然契約解除された!報酬の支払いもトラブルになっている!
そんなときには「請求書の買い取りサービス」を活用するのも方法の一つです。
フリーランスが業務委託契約解除された理由を企業に直接確認した方がいい?
契約解除の理由は企業に直接聞くのではなく、まずはエージェント(キャリーミーであればキャリアアドバイザーや営業担当者)に相談することをおすすめします。
その理由は、エージェントは事実確認や交渉の経験が豊富なプロだからです。
フリーランス個人が企業と勝手に交渉を進めると、エージェントが状況を把握できずに困惑してしまい、かえって話がややこしくなってしまう恐れもあります。焦らずエージェントに相談することで円滑に交渉を進めることができます。
これはキャリーミーに限った話ではなく、ほかのエージェントサービスを利用している場合にも当てはまるでしょう。
参考記事:【無料テンプレあり】業務委託個別契約書とは?基本契約書との違いや作成時の注意点を徹底解説
フリーランスが契約解除されたケースはどのくらいある?
キャリーミーの案件に関しては、突然解除されるケースはほとんどありません。個人側と企業側の条件(契約期間、報酬、スキルなど)をしっかりすり合わせて契約しているので、後からミスマッチやトラブルになることは少ないです。
キャリーミーでは、一ヶ月に一回『ラウンド』を行っています。
ラウンドとは、キャリーミーの担当者が企業とフリーランスそれぞれにコンタクトを取る機会のことです。このとき双方で齟齬が発生している場合、トラブルになることを未然に防ぐためキャリーミーの担当者が対策を講じます。
キャリーミーにはこのような仕組みがあるので、フリーランスと企業の間でトラブルが発生して突然解除となることはほぼありません。
ただし、企業側の止むを得ない事情から契約解除を申し立てられることはありました。このような例外的なケースが発生した場合は、突然解除となる可能性もゼロではありません。
フリーランスが契約解除されないために、気をつけたいことは?
もし契約解除されてしまった場合、フリーランスはどうしたらいいのでしょうか?
結論としては、まずは先方に言われたことを真摯に受け止め、そのうえで意見があるならエージェントの担当者に相談するようにしましょう。
契約解除された理由によっては辛辣に感じることもあるかもしれませんが、自分がどう見られているのか客観的に判断することが重要です。自分に足りない部分があると思ったら、信頼回復のために改善策を考えて努力されることをおすすめします。
とはいえ先方の言うことが100パーセント正しいとも限らないので、納得できない部分があればエージェントの担当者にぜひご相談ください。
そもそもフリーランスと企業は仕事を受発注する関係なので、契約解除はお互いのためになりません。できるだけ良好な関係を取り持てるようにキャリーミーでは担当者が双方の意見をニュートラルに聞き、過去のケースなどを参考にベストな策をとるようにしています。
参考記事:企業が業務委託を活用するメリット・デメリットを会社経営者が解説
フリーランスが突然契約解除された!それでも焦らずに対応しよう!
今回は、フリーランスが業務委託の契約解除されたらどうしたらいいのかを解説しました。
最後に、本記事で紹介したことをまとめます。
・契約解除を通告されたら、まずは理由を聞く
・理由は企業に聞くのではなくエージェントの担当者に聞く
・キャリーミーの案件では、突然契約解除となることは少ない
・契約解除の理由を真摯に受け止め、自力で改善できるところは努力して取り組む。意見などがあればエージェントの担当者に相談する
万が一、業務委託契約解除をすると通告されても焦らずエージェント(キャリーミーの担当者)と相談しながら解決に取り組みましょう。
また、このようなトラブルがあっても、相談できるよりどころがあるのが、エージェントサービスのメリットとも言えます。プロ人材として案件獲得を検討されている方は、ぜひキャリーミーもご検討ください。登録から契約まで無料でサービスを提供しています。
ビジネス界のプロ契約なら
キャリーミー
ビジネスのプロとして
業務委託案件を獲得しよう
キャリーミーでは、Webマーケ・広報・PR・営業・人事などで活躍する「出社・実務可能なプロ人材」と、
採用に悩む企業をプロ契約(業務委託契約)でマッチングするサービスを展開しています。
・柔軟な働き方を実現したい
・自分の実力を正当に評価され、仕事がしたい
・子育てとやりがいのある仕事を両立したい
そんな思いをお持ちの方、是非キャリーミーにご相談ください。
この記事を書いた人
- まさき
音楽専門学校を卒業後、アミューズメント施設でフリーターとして勤務。その後契約社員を経て正社員に登用。施設運営責任者としてマネジメント、接客事務、在庫管理などを担当。退職後、個人事業主(フリーランス)としてWebメディア運営責任者、Webライター、Webエンジニア開発などを経験。ミニマリストまさきのブログ(https://sawa-masaki.com)、Web業界の転職と副業(https://it-workstyle.com)、映画予報(https://kenken-movie.com)など複数メディアの運用・運営に携わる。