フリーランスママ・起業ママ必見!一時保育サービスを活用しよう!
目次
フリーランス 起業ママが困ることは?
フリーランスや起業したママがまず感じるハードルが子供の預け先ではないでしょうか?
会社員に比べて保育園に入園するための審査ポイントも低くなってしまうため、待機児童が多い地域では保育園に入園できないケースも少なくありません。
しかし、そこでせっかくフリーランスや起業を始めた芽を潰してしまうのはもったいない!
ママが子育てと仕事を両立するために一時保育やシッターを利用してみませんか?
また、仕事以外にも冠婚葬祭やちょっとリフレッシュしたいと言った理由でも一時保育やシッターは利用できます。便利な一時保育サービスを活用して仕事もママ業も充実させていきましょう!
フリーランス・起業ママの味方!認可保育所の一時保育サービス
まずご紹介するのは、市区町村の認可を受けた認可保育所が提供している一時保育サービスです。保護者等の就労や疾病、入院等により一時的に家庭での保育が困難となる場合にスポットで保育をお願いすることができます。認可保育園の一時保育サービスは、市区町村によって受け入れ基準や空き状況、利用料などが少しずつ異なります。また、認可保育園に準じた施設で行うことを許可している自治体もあります。
今回は東京都世田谷区を例にとってご紹介しますので、あなたもお住いの自治体のHPなどで調べてみてくださいね。
<東京都世田谷区の場合>
▼対象児童は?
1歳から未就学児までが対象。
▼利用条件は?
通常家庭で育児している保護者が、次のいずれかに該当し、家庭における保育が一時的に困難なとき、一時保育利用可能。
・保護者が、就労を必要とするとき。
・保護者が、就労のための技能を習得するとき。
・保護者が、通学を必要とするとき。
・保護者が、通院を必要とするとき。
・保護者が、親族の看護又は介護にあたるとき。
▼保育が利用できる日数は?
原則として6か月(相当の事由があるとき、更に6か月延長可能)週3日程度利用可能。また、保護者の入院等で緊急に保育を必要とするときも7日間(相当の事由があるとき、更に30日延長可能)利用可能。
▼利用料は?
1日3,000円(8時間程度)。半日(4時間程度)の利用も可能とのこと。
▼利用時間は?
開所時間に準ずる形で各保育園で異なるようです。
▼申請方法は?
保育園に直接申請します。保育園と保護者との直接のやり取りになります。また、世田谷区では直接保育園とのやり取りのみのようですが、自治体によっては事前登録が必要になります。登録申請時に子供を含めて面談をすることもありますので、必ずお住いの自治体の情報を確認の上余裕を持った手続きをおすすめします。
一時保育サービスのメリット・デメリット
メリットは?
①家から近い
自宅近くの保育園で申請ができるので、物理的に便利であるということが挙げられます。
②保育園体験ができる
保育園に入園を希望している方なら、希望している保育園の一時利用を使用できれば
説明会に参加するよりも強く保育園の雰囲気や保育環境を感じられます。
③料金が割安
市区町村が行っている事業だけに、これからご紹介するシッターなどのサービスに比べ割安でプロの保育士さんの保育が受けられます。
デメリットは?
①予約が必ずとれるとは限らない
保育できる人数に空きがあったら受け入れるとしている保育園もあり、必ずしも希望通りに予約できるとは限りません。
②事前の登録が必要な場合がある
一時保育を利用するのには、登録などの事前準備が必要なことが多く、困ったときにすぐに使えないということもあります。
フリーランス・企業ママの味方!民間の一時保育「フローレンス」
▼フローレンス
病児保育事業・小規模保育事業・障害児保育事業を展開している保育サービス。
2016年度には会員が5,000名を超え、病児保育件数は累計30,000件以上と業界最多実績を誇っています。
経済産業省「ソーシャルビジネス55選」や内閣府「女性のチャレンジ支援賞」など数多くの賞を獲得。
今回はその中でも病児保育事業をご紹介します。
フリーランスや起業ママは、どうしても穴をあけられない日も出てきますが
子供の体調不良は急にやってきます。
フローレンスは設立以来10年間無事故と、「安心安全な病児保育」を掲げ
「病児保育を子育ての当たり前のインフラにしたい」という高い志のもとに運営しているので、安心して子供を預けられます。
▼子供の対象年齢
0歳(生後6か月)から12歳(小学6年生)まで
▼料金体系
入会金30,000円(+税)
月会費:入会時は8,100円~8,600円(+税)年齢により増減
その後、利用頻度によって5,100円~25,300円(上限)(+税)に3か月に1回更新
※月会費には月初回分保育料含む。
月で2回目以降の利用は1時間2,000円
▼おすすめポイント
・入会金や月会費がかかるのは、セーフティネットとしての共済システムを採用しているから。
・このシステムのため、当日8時までに予約受付したものは原則100%対応派遣!
・派遣エリアは東京・千葉・神奈川・埼玉と限られてはいるものの、自宅で病気の子供を見てもらえる。
・マンツーマンでの受け入れなので、(ベビーシッターは基本マンツーマンですが他のサービスでは原則みてもらえないので)はしか以外のすべての疾病・症状の対応可能!
フリーランス・企業ママの味方!民間の一時保育「アズママ」
▼アズママ
「昔ながらのご近所頼りあいの現代版!」とHPでも紹介しているように、ご近所での支えあい、子育てシェアをする仕組みを提供している団体です。
アプリをダウンロードし、友達を見つけ、交流していくなかで託児や送迎をお願いします。
都合のつく人がそれを請け負い、謝礼を支払うという流れです。
一方で子育てイベントなどを頻繁に全国で開催しており、
地域のつながりを大切にしながら、子供を楽しく育てたい!と思っている方にはぴったりなサービスです。
また、そうした会員間のサポートをしてくれる「ママサポーター」の存在もあります。HPにはママサポーターについてこのように紹介されています。
ママサポーターはAsMamaが提供する託児研修(無償)を受講したのち、友だちの輪をどんどん広げて地域の送迎・託児を積極的に支援したい人です。
AsMama主催の地域交流イベントを口コミで知らせたり、イベント会場での託児体験機会の提供を通じて、地域の人たちと知り合う機会を増やしながら、知人・友人の輪を拡げ、地域親子の支援の担い手役になっています。
ママサポーターの多くは自分の子どもと一緒に活動するママたちで、有資格者も多数います。
▼子供の対象年齢
イベントには0歳からOK、託児は1歳ころから
▼料金体系
依頼者と受ける側の双方の合意で決まります。1時間500円~が目安。
▼おすすめポイント
・料金が安い
・近所に住んでいるママ友の輪が作れる
・イベントに参加することで楽しんで育児をするきっかけになる
・万が一に備えて保険も適用
フリーランス・企業ママに向けた一時保育サービスをご紹介してきました。仕事と子育ての両立には予期しないことや困ったことが多く起こりますが、それで仕事を諦めるのは悲しいですよね。今回ご紹介したような一時保育サービスを上手に利用して、育児と仕事を両立させていきましょう。
この記事を書いた人
- 渡部 梓
大学卒業後アパレルメーカーで販売、ディストリビューター(在庫管理、換金計画策定等)、店舗支援を担当する。結婚退職後、転居し地方公務員へ。個人住民税課税業務に従事。第一子育休中に再転居により公務員を辞し、無職での保活と子連れの再就職活動を経験する。その後アパレルメーカーでのディストリビューター業務の傍らCARRY ME経由でライティング活動を開始。現在は某企業の社内広報業務を行いながらCARRY MEにてライティング関係の業務委託案件を請け負うパラレルキャリア実践者。プライベートでは二児の母。