CARRY ME代表 大澤亮 特集働き方・採用

「企業ブランド」がない個人が年収を上げていく3つの方法

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大澤亮

ブランドが大好きな日本人

みなさん、ご存知のとおり、日本人はブランドが大好きです。企業においても、「マッキンゼー」「ゴールドマンサックス」または日系では「リクルート」といった企業は、ブランド化されていて、こうした企業に3年、5年でも在籍していた方は「転職市場では」大人気です。(※但し、大企業が人気、というわけでは全くありません。上記のような一部の優秀な人しかなかなか入社できない企業がブランド化しているのであって、ただ大企業にいただけの方は、むしろ特にベンチャー企業での面接では落とされがちです。)では、企業ブランドがない方が活躍し、年収を上げていくには、どうしたら良いでしょう?その秘訣を3つ公開します。

これからブランドになる企業に注目しよう

「今はブランド化していないが、これからブランドになりそう」 という企業は、実は沢山あります。今でこそ有名な、GREE、DeNAも10年前はブランド化されておらず、 少なくとも今よりは、転職しやすい企業でした。 最近テレビCMをよくている、グノシーやメルカリも、 既にブランド化され、転職希望者も増えているため、 非常に入社のハードルは高く、一部の優秀な人しか入れません。 なので、 「業績は非常に良い、もしくは良くなりそうだけど、有名ではない」 という企業に中途で入社できれば、その後「企業ブランド」 を履歴書に載せられる、というメリットを享受できます。

小さい企業で「実力重視」と割り切って実績を出す

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企業ブランドも転職市場では有効、とはいえ、昔ほど有効ではありません。
ですので、無名企業でも実力さえあれば、優良企業、大手企業にも転職できる時代です。
つまり、「小さい企業でも実績を出す」ことを重視してコツコツ努力していれば報われます。ただし、ここで重要なことは、「付加価値の高い分野・職種」で実績を出すことです。

「付加価値の高い分野で実績」というと、「営業で年間●億円販売した」とか思い浮かべがちですが、それだけではありません。
経理・財務、マーケティング、企画などでも、
・●●をした、その結果どうなったか(実績を数値化できると◎)
・上司やクライアントからの評価

も実績となります。

※事務や人材派遣のお仕事での実績はあまり評価されないので
こうした職種や働き方を選んでいる方は要注意です。

付加価値の高い領域で、実績をあげていれば、当然、年収は上がっていきます。

独立して実績を創るか

ややハードルは高いのですが、一番実績を評価されるのが「独立してからの実績」です。小さい企業でも、大手企業でも、職務経歴書に書かれた実績は個人のものではなく、チームの実績です。
ですので、厳密に言えば、100%個人の実績としては評価されません。

しかし、フリー(独立)で、成果を出す、実績をあげる、ということは、外部の力を借りていることもありますが、基本的には完全に個人の力です。経営者や人事もそこは理解しているので、フリー・独立での実績は高く(というかそのまま信頼され)評価されます。

ですので、今、既に、実力はある、という方は、独立して実績をつくることが良い企業で仕事をする近道にもなります。

しかしご紹介した「独立して実績をつくる」にはいくつものハードルがあります。
フリーランスで働くということは、企画力や仕事の精度などプロとして自分一人で組織力のある企業と競合していかなくてはなりません。個人が仕事を勝ち取るには高いコミュニケーション力、運やご縁も必要です。CARRY MEでは、付加価値の高い職種を中心にプロとして独立して仕事がしたい方も、今後プロとして仕事をするために企業に入って働きたい方にもクライアント先のご紹介、つまり、実績づくりのお手伝いを無料でしています。

これからの時代に合うキャリアアップのお手伝いをさせていただきます。
フリー・独立、転職のご相談は、ぜひCARRY MEに登録してみてくださいね。

企業ブランドのない個人でも実績を積み、キャリアアップ・年収アップを実現する方法
① これからブランド化されそうな企業に、先に転職してしまう
② 小さい企業で「実力重視」と割り切って「付加価値の高い分野」で実績を出す
③ 独立して実績を創る

この記事を書いた人

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大澤 亮

新卒で三菱商事(株)に入社後タンザニア駐在を経て退職し、慶應義塾大学経営管理研究科修士課程入学。

在学中に、日本初の証券会社比較サイトを創業し米国企業に売却、EC事業を設立し(株)サイバーエージェントに売却。卒業後は(株)ドリームインキュベータにて経営コンサルティングと投資業務を担当する。

その後、(株)土屋鞄製造所に移り取締役兼COOとして2年半で売上・利益を2倍とすることに貢献。同社退職後2009年に(株)Piece to Peaceを創業し、代表取締役に就任する。

2016年からマーケティング分野を中心としたビジネス界のプロ契約サービス「キャリーミー」を創業。2023年現在、パーソルホールディングス(株)・本田圭佑氏等から投資を受け、日本企業へのプロ契約の普及に努めている。

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