CARRY MEとはわたしのキャリア

私のキャリアチェンジ 幼稚園ママの起業&パラレルキャリア

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CARRY MEを通して「パラレルキャリア」という新しい生き方を知った2017年。これまで、仕事とは、ひとつの会社に属して行うものだと思っていた私に、多様性や新しい世界の可能性を感じさせてくれた年でした。この年には、ソフトバンクなどのような大手有名企業が副業解禁を発表したニュースもあったことからも、ひとつの会社に縛られない働き方へ流れのうねりを感じました。 11月には、厚生労働省が政府が規則改訂を行い、副業や兼業を事実上認めていくことを有識者検討会にて公表しました。 そして2018年。その流れから、副業や兼業について、これまで以上に強く興味を持つ人が増え、副業やパラレルキャリアの本格化が加速する年となりそうです。 そんななか、元メーカー勤務、現起業家兼ライターが、どのようにいかにキャリアチェンジを考え、現在のようなパラレルキャリアスタイルを得るチャレンジをしてきたかご紹介します。

女性ならではの葛藤。外資系メーカーを退職、そして妊娠。

8年間外資系メーカーに勤務し、後半の数年はセールスリーダーを担当していました。その間に結婚し、子供を持ちたいと思うようになっていましたが、その時には、もう30代前半。仕事で日々忙しくしているなか、子供ができるか不安でした。母親が不妊症で、私を生むまでに非常に苦労をしていたことを聞いていたので、とくにその不安は大きいものでした。また、その当時は仕事中心の生活でしたので、もし子供を持てたとしても、子育てをする生活へどのようにシフトしていけばよいのか、イメージをすることができませんでした。次第に、そのような気持ちを抱えながら仕事を続けるすることに対して、周囲への責任を感じるようになり、最終的に仕事を辞める決断にいたりました。仕事を辞めたことで、「子供ができるかわからない不安」「もし子供ができたときに仕事と子育てを両立できるかわからない不安」両方の不安を解消することができました。日本は、子供ができたとき、または子供を持つために仕事を辞めてしまう女性の割合が大変多いですが、かく言う私もその一人なのでした。

猛烈に働いたはずがまた働きたいと思うように

幸いにも、仕事を辞めて数ヶ月後に妊娠し、子供を持つことができました。3年後にも2人目の子供に恵まれ、子供を持ちたいという夢を叶えることができたのです。働いていた頃の私には想像のつかない子育て中心の生活が始まりました。
特に、第一子の子育ては、わからないことだらけ。第二子が生まれたばかりのころは第一子の赤ちゃんがえりもあり、本当に大変でした。今思い出そうとしても、記憶もあまりありません。
私は東京都在住なのですが、私の周囲のママ友達をみても、また区の統計を調べてみても、平成25年度のデータではありますが、第一子を出産する平均年齢が33歳前後。周囲のママたちも、ある程度仕事をしてきた人達が多く、これ以上仕事はしなくてもいい、というくらいまで仕事を全うしてから、子供をもったという人もとても多いのです。私も第一子の長男が、2〜3歳くらいになるまでは、そう思っていました。かなり猛烈に働いたと思っていたので、もう仕事はしばらくしなくてもいい、幸い夫が働いてくれているし、私は主婦として、お母さんの仕事を頑張っていこう。と思っていたのです。しかし、次男が生まれて1年くらいたったころ、また仕事ができたらいいな、と思うようになっていました。仕事をやめて4年がたっていました。

私はファッションやアクセサリー、おしゃれが好きです。お母さんになっても、もう少しファッションをもっと楽しみたい。それならば、いっそ仕事にすればいいのではないか。そう考えるようになりました。子供は二人とも男の子ですので、仕事をしていたときのようなハイヒールにシルク素材のニットにジャケットというわけにはいきません。ネックレスをしてもひっぱられて切れてしまいそう、、 いつしか私は洗濯のしやすい服とフラットシューズやスニーカーばかり履くようになっていました。フラットシューズやスニーカーにもおしゃれなものはたくさんあるにはありますが、もっと自由におしゃれを楽しみたい!と切実に思うようになっていました。

以前勤務していた会社はメーカーでしたがファッション関係ではなかったので、ファッションは未経験分野でした。洋服を作ったりすることは経験値不足で難しいけれど、取引先にはアパレルの企業も多くあったことから、一緒に何かお仕事をしたいと考えました。幸いにも、近所にアクセサリーメーカーを発見。自分でアクセサリーをデザインし、その会社に外注で製作を依頼して商品化することができました。ホームページは以前おつきあいのあったデザイナーさんに制作をお願いし、以前おつきあいのあったセレクトショップへに営業に伺い、ご縁があって良いスタートを切ることができました。

発作のように突き進めたアクセサリーブランドの起業ですが、思いのほか順調に動き始めました。

子育てをしながらの起業

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起業して大変だったことは、子育てをしながら仕事の時間を捻出することです。例えば、ホームページを作る時に、まだ幼稚園にはいっていなかった次男の寝かしつけを終わらせてから毎日深夜3時4時まで仕事をして睡眠時間を削りました。昼は子供を公園につれていったり、子供優先の生活をしていたので、仕事をする時間がどうしても子供が寝た後になってしまいます。

営業に行くときには、長男が幼稚園に言っている間に次男を一時保育に預けて、なんとか綱渡り的に仕事をまわしていました。印象に残っていることは、次男が怪我をして病院にいっているときに取引先様から電話をいただき、泣く息子をあやしつつ電話応対をせざるを得なかったことです。電話の後直接商談に伺った際に、「お子さん泣いてましたね〜」という話になりました。しかしご担当者様が女性で、起業している私のことを応援してくださっていたので、温かく受け止めて下さり有り難かったです。

また、私の起業に夫が協力的だったことはとても助かりました。わたしたち夫婦はともにお互いのやりたいことを尊重し、応援するようにしています。ホームページ用の商品撮影の時に自宅をスタジオ代わりにし、2人の子供の世話を夫にお願いしましたが、サポート役をすすんで行ってくれたことは今でも忘れません。

パラレルキャリアへの挑戦

アクセサリーブランドの運営をしてきた過程で、運営を続けていく一方、アクセサリーブランドの運営のように在庫を持たなくてもできる仕事を平行して行い、複数の収入源を確保できないかという考えを持つようになりました。
そんなとき、コンサルタントの友人がFacebookでいいね!をしていたCARRY MEが目に入り、アドバイザーの毛利さんと面談させていただく機会をいただいたのです。そこで初めて「パラレルキャリア」という新しい働き方に出会いました。
これまで一つの会社に所属し、その仕事のことだけをするのが当然と思っていたので、自分のスキルを活かせる仕事を、平行して複数持つという考え方に新鮮さを覚えました。自分に仕事や会社をあわせるのではなく、仕事を自分にあわせる=マッチさせることもできるという新しい働き方に共感し、自分自身も実践してみたいと思うようになったのです。

パラレルキャリアのメリット

現在私には幼稚園に通う子供がいます。幼稚園は降園時間や午前保育の日が一定していないことから、固定の曜日に出社することが難しい状況です。仕事に使える時間は少ないけれど、仕事や世の中につながり、何か表現したい性分の私。毛利さんとの面談で、現在自分が使える時間や状況について詳しく話しを聞いていただき、CARRY ME の運営しているオウンドメディア、本音採用他のメディアのライターの仕事を紹介していただきました。リモートワークが可能なライター業務は、自宅で自分のペースで行える仕事のため、仕事に使える時間に限りがある生活を送りながらも新しいキャリアをスタートすることができました。他にも、簡単な画像の作成なども行えるので、そのスキルを使って新しい仕事も頂いています。

幼稚園ママという、時間に制約が多い生活を送りながらも、自分なりに少しずつ、キャリアアップができていることに満足しています。私と同じように、仕事時は限られるけれども仕事をしたいと考える人にとって、パラレルキャリアは、とても有意義な働き方であると感じています。

個人で起業していると、周りと取引やコミュニケーションを積極的にとらないと、意外と孤独なことに気づきます。そんなとき、CARRY MEとつながりを持てたことで仕事上のネットワークが増え、仕事自体に幅が広がりができたこともうれしいです。

次男が幼稚園を卒園して、小学校に入学したら、本格的に仕事時間を増やしていきたいと考えています。CARRY MEや本音採用などオウンドメディアライターの仕事を通じて、これまでの自分が知り得なかった仕事への新しい考え方や、必要なスキルを知り、学ぶことができるようになってきたことにやりがいを感じています。その意識を大切にし、自分に必要なスキルをさらに学びながら、自分の運営しているアクセサリーブランドにもそのスキルのシナジーを反映させて、あたらしいことにも挑戦し続けていきたいです。

この記事を書いた人

nakaharasan
中原 玲子

大学卒業後、ファッション系商社を経て、ヨーロッパ系専門商社にてセールス、ブランディングなど経験。 セールス業務では、日本でほぼ無名だった商品の販路拡大に尽力し、入社時から売上を5倍にするなど貢献。 退職後、2児の出産を経て自身のアクセサリーブランドを起業。有名セレクトショップに販路をもつ。そのほか、他企業のマーケティング業務などにも従事。パラレルキャリア形成に関心をもち、日々格闘中。