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ローリスク・ハイリターンはない。本田圭佑氏のリスク論【特別対談 第5回】

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プロサッカー選手であり実業家の本田圭佑氏とキャリーミー代表大澤との対談も、今回が最終回。テーマは「リスクとの向き合いかた」だ。本田氏はリスクをどのようにとらえ、自身のキャリアを築いてきたのか? 人生100年時代に必要な学びの姿勢についても話を聞いた。

リスクを取らなければリターンはない。リスクを取る人を評価する社会に

大澤:日本ではリスクを取る人に対してリスペクトする気持ちが少ないんじゃないかと思い、僕はキャリーミーを立ち上げています。

本田さんも、リスクを取られて成果を出しているイメージがありますが、リスクに関してどうお考えですか?

本田:そうですね、リスクを取っている認識はあります。でも、ハイリスク・ハイリターンだと思っています。そして、ローリスク・ハイリターンはこの世の中にはないと思っているので。

大澤:なるほど、高いリターンを得るためにはそれなりにリスクを取れと言うことですね。

本田:そうです。ハイリターンしか僕の人生では求めていないんです。僕が知っている限り、ローリスクはないので。ハイリスクを取りにいくしかないと思ってやってます。

大澤:実は、キャリーミーで活躍するプロ人材は、ほとんどが正社員ではなく独立している方なんですね。そういう人が今まで評価されていないんです。本当に優秀な人材が実はまだ余っているんです。

キャリーミーは「プロとして独立してやっている方々は、リスクを取っているしそれだけ優秀だ」という世界観で運営し、サービス提供の形で応援しています。

本田:いいですね。そういう意味では、キャリーミーに属されるプロ人材の人たちにもどんどんリスクを取って頑張ってほしいなと思っています。

大澤:リスクを取ることも重要ですが、僕たちが目指している世界観がありまして。

「誰もが自分の才能と努力で、人生を切り拓くことができる世界をつくる」。つまり、学歴関係なしに才能と努力で頑張ってきた人たちがちゃんと評価をされて活躍できる社会をつくるというのが当社のビジョンです。

本当に正しいリスクをとって正しい努力をする人が世の中を切り開いていけるような社会にできたらなと思ってます。

本田:そういった考えに、様々な人が共感してくれると思います。

人生100年時代に必要な「学び直し」とは

大澤:20代・30代はまだまだまだチャンスがあると思っているんですが、40代・50代・60代もまだリスクをとっても大丈夫でしょうか?

本田:全然いけると思いますね!

大澤:これから「人生100年時代」と言われてますし。

本田:「学び直し」。今この市場がすごく大きくなっているそうです。

これまでは、学生時代に勉強をして大人になったら働いて引退して余暇を過ごすというように、各年代でやることが決まっていたんです。

今後、勉強と仕事と余暇を並行して楽しむスタイルが10代から80〜90代、健康寿命の続く限り、ずっと続いていく時代が来ると思っているんですよ。

例えばユーチューバーみたいな仕事ができて、10代前後の人が億を稼ぐような時代になっています。

年金制度が事実上崩壊して、これまでなら余暇を過ごすような年齢の方も稼ぐ必要が出てきています。少子化ですからね。移民制度も今後どうなるかわからない。

実際僕らのような働く世代でも、勉強フェーズが終わったと思いきや必死になって学び直さないといけないわけです。

テクノロジーがすごいスピードで発達し続けているので、プログラミングや英語を当たり前のようにやらないと10代・20代の子たちがどんどん僕らを追い越していく。

世代関係なく、生きていくためには常に最新の学びをアップデートし続けないといけない。

だから「リスクを取らないことが一番のリスク」なんです。それをいかに皆が理解するかですよね。

大澤:おっしゃる通りですね。リスクを取らないことがリスクだと。かつ、これからの変化の激しい時代を生き抜くには学び直しが重要ということですね。本日は貴重なお話をありがとうございました。

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