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公務員だった私がパラレルキャリアにキャリアチェンジした理由

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あなたがキャリアチェンジを考える時は、どんな時ですか?

これまで安定だとみられていた企業が経営危機に陥ったり、働き方改革が2017年の流行語大賞にノミネートされるなど、戦後の働き方に対する常識やロールモデルが崩れようとしています。
とはいえ、キャリアチェンジやパラレルキャリア、副業、転職など仕事について変化の伴う決断には勇気や判断力のいるものです。どんな人が、どんな理由でキャリアチェンジをしたのかはあなたのキャリアを考える上でも参考になるかもしれません。

実は私は、安定した職と言われる公務員を辞め、今パラレルキャリアへのキャリアチェンジにチャレンジしています。今回は私の体験談から、パラレルキャリアやキャリアチェンジについての理解の一助になればと思います。

なぜ私は公務員からキャリアチェンジしたのか?

私は結婚を機に転居し、公務員へ転職をしました。夫の仕事先である転居先は双方の実家からも遠く、家庭と両立しながら実家の援助を受けずに仕事を続けられる職業として選択しました。

2年弱ほど市役所職員の仕事をし、第一子の産休・育休を取得。キャリアチェンジのタイミングはこの育休中に訪れました。家庭の事情で夫の実家の近くへの転居を検討することになり、夫が転職することになったのです。市役所職員はその市役所でしか原則的には勤務できません。育休中に私はこうして公務員を辞めることになりました。

そのまま主婦として生活することもできたのでしょうが、私は仕事をしていることで社会とのかかわりを感じられるタイプで毎日の育児にノイローゼ気味でもあったので、仕事をしたほうが絶対に子供と私のためになると直感していました。

転居後すぐに1歳の第一子の息子を保育園へ通わすために保活。保活の目途がたった所で転職活動を本格化。結婚前にしていた仕事から、マーケティングや営業、事務などの仕事を正社員で探しました。しかし、子連れの転職はなかなかうまくいきません。この時私は30歳。

年齢的にも決してどんな職種にもチャレンジできる年齢ではないんだなと、感じました。結局私は結婚前に勤務していた会社にアルバイトとして復職することになりました。理由は、息子の保育園申請時に「求職中」で申請をしたので、入園後3か月以内に就業をしなくてはならないという規定があったためでした。

子育て中のキャリアチェンジの壁

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こうして結婚前の会社にアルバイトとして復職した私ですが、どうして転職活動がうまくいかなかったのでしょうか。振り返ってみると、以下のような要因があったと思います。

①そもそも、転職活動中に子供がいることを積極的に伝える必要があったのか?

この点は後にCARRYMEアドバイザーの方との面談時にご指摘いただいたのですが、子供がいると積極的に伝えすぎると、特に正社員求人だと仕事に対してマイナスな印象を受け取られる可能性が上がるように思われます。

「お子さんがいるということよりも、その仕事で自分が何をしたいのか、どんな熱意を持っているのか、何を相手方(企業)に提供できるのかを伝えることが大切で、お子さんがいるという話はその次でもいいはずです。」というお話を頂き、腹落ちしたのをよく覚えています。

例えば書類には積極的に記載せず、面接時にさらっという程度でもよかったのかもしれません。現に私は書類さえ通らない状況がずっと続きました。子供の病気での欠勤などで仕事に穴をあけられることなどを企業側も恐れてのことでしょうが、結局は「子供か、仕事かという2択」のような状況が日本ではまだ残っていると感じました。

また私自身、子供がいることに囚われすぎて、子供がいるということを戦略的に情報出ししていくべきところその意識が欠けていた(素直に伝えすぎた)と気づかされました。

②子供が小さく、かつ子供がいながらの仕事について経験がなかったことで、明確な対策を面接時に明言できなかった。

やっと面接にこぎつけた会社でも、子供がいながらの仕事について経験がなかったので子供が風邪をひいたときなどの対応について明言ができなかったことが転職活動の敗因の一つだと分析しています。

子供が病気になったときの対策については病児保育等も事前に調べていたものの、調べただけの知識で不安感が面接時ににじみ出ていたのかもしれません。例えばすでにママとして仕事をしている友人などに相談するなどしてそうした不安を取り除いてから面接に臨むべきだったと反省しました。

パラレルキャリアへのキャリアチェンジ

私は今、結婚前の会社にアルバイトとして週4回働きながら、「本音採用」ライターやWeb関係の会社でライティングやアプリ運用のお仕事を週1回させていただく、パラレルキャリアへキャリアチェンジをしました。その理由は大きく分けて2つありました。

①現在の職場の金銭面・待遇面での問題

結婚前の職場にアルバイトとして復職した私ですが、社員の時の年収と時給アルバイト・ボーナスなしという今の年収、業務内容を比較した時、使い物にならなかった新卒1年目の自分よりはるかに年収が低いことに愕然としてしまったのです。

時給なので当たり前と言えば当たり前なのです。しかし、業務内容としては新卒1年目の自分より役に立っているはずだという自負もありましたし、定時までいられない・子供の病気などでたまに休むという条件が入るだけでこんなに給与として評価されないのかという思いが強くなりました。

また、息子は定期的に小児科に連れて行かなくてはならない事情もあり、週5日、私が家から1時間かかる会社へ通っているために小児科に連れて行くのが毎週週末になってしまいます。息子本人に負担をかけたり週末に遊びに連れていく時間が減っていることも、「このままではいけない」と私の背中を押した一因でした。

②60代になっても自分の力で働き続けたいという私の目標

私の目標は、「60代になっても働いていられる仕事やスキルを身に付けること」「そのために自立していけるほどの収入をきちんと稼ぎ続けること」でした。

これからは、企業の定年はどんどん後ろ倒しになる一方でいつ会社が傾くか先の読めない時代です。また、私も今現在の主収入がアルバイトなので、一生やっていくと決められる仕事やスキルを身に付ける必要があると痛感していました。ゆくゆくは、自分の名前だけで食べていかれる(=フリーランス)状態になることが一番いいのではないかとぼんやり考えるようになりました。

こうした思いを抱えながら、第二子の産休・育休中の昨年夏ごろ、FacebookでshAIRの広告を経由してCARRYMEを知りました。私のような経歴の人間でもご紹介いただける案件はあるのか不安を抱きつつも、まずはご相談依頼のメールを差し上げたところ、すぐにお返事をいただきアドバイザーの方とお話させていただく機会を得ました。

正直、私の経歴ではとても「プロ」と言える経歴ではないことは自覚がありましたのでどんな怖い方が担当してくださるのだろうと思っていました…

実際にお会いしたアドバイザーの毛利さんは、ふんわりとした笑顔が印象的な物腰もとても柔らかい方でした。また私の話を親身になって聞いてくださり、ママ先輩としてどんなことを気にしながらキャリアチェンジをしていくべきか大変的確なアドバイスをいくつも頂きました。プロとして信頼できるアドバイザーさんだと感じています。

そして今、週1回在宅・業務委託でさせていただいているお仕事をご紹介いただきました。在宅での仕事が1日できたことで、子供も業務終了後に小児科に連れていくことが可能となり、非常に助かっています。また、このキャリアチェンジのおかげで少しづつではありますが私なりのキャリアを形成し始めたところです。「私なりのキャリア」、私が今目標にしていることや今回のキャリアチェンジで大切にしたことについて次にお話ししたいと思います。

私の今後のキャリアチェンジ

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私が今回のキャリアチェンジで大切にしたことは、毛利さんからのアドバイスの一つでもある「本当に自分のやりたかったことを仕事にする」ということです。

そこで立ち止まって自分は何がしたかったのか、小さい頃から遡って考えました。見えてきた「私のしたいこと」は「文章を書くこと」でした。そこで、Webライティングができるお仕事をご紹介いただき、半年ほど仕事をしています。半年ほどWebのお仕事をさせていただいて、まだまだ勉強中ではありますが
自分の作成した記事が目に留まる機会があったり、お仕事しているクライアント様の利益に貢献できるのは非常にうれしいです。

一方で、私はキャリアチェンジについてもう一つ大切にしていることがあります。それは「家族、特に子供との生活」です。夫は一般企業で正社員として働く会社員ですので、残業もありますし、私がいわゆる「ワンオペ育児」で子供たちと向き合う日もあります。

まずは家族が楽しく安心して日々を過ごせる基盤を作る。そのうえで自分のやりたいことを諦めない。正社員の転職では実現できなかった「家庭と自分のやりたいこととの両立」をするためパラレルキャリアを選択した今は、逆に時間や場所の制約が少しなくなり、自由になったと感じています。

公務員として働いていた時より、時間も場所も、仕事内容も、自分の意志で自由にできることは大きなメリットを感じます。
副業が禁止されている公務員ではできなかった仕事ができている、それも自分がやってみたかった仕事。これは、公務員が嫌になって辞めたわけではなかっただけに
思わぬ副産物を得てラッキーだったという思いがあります。

これからも、子供の成長や家族の変化、自分の目標とのバランスを考えながらキャリアチェンジを続けていきたいと思っています。

今回は私のキャリアチェンジを通じて、パラレルキャリアやキャリアチェンジについてご紹介してきました。CARRYMEに出会うまで、私の中には正社員としての転職以外は自分にとって損になるのではないかと感じていました。しかしパラレルキャリアを選択することで私自身、少しの仕事環境の変化で大きなメリットをいくつも得ることができました。また、パラレルキャリアは子供がいても自分のしたいこと・できることを表現すれば道が開けていく、柔軟な選択肢でもあると感じています。もし今仕事、働き方などにもやもやとした思いを抱えているのなら、まず一歩踏み出してみませんか?

この記事を書いた人

azusa watanabe
渡部 梓

大学卒業後アパレルメーカーで販売、ディストリビューター(在庫管理、換金計画策定等)、店舗支援を担当する。結婚退職後、転居し地方公務員へ。個人住民税課税業務に従事。第一子育休中に再転居により公務員を辞し、無職での保活と子連れの再就職活動を経験する。その後アパレルメーカーでのディストリビューター業務の傍らCARRY ME経由でライティング活動を開始。現在は某企業の社内広報業務を行いながらCARRY MEにてライティング関係の業務委託案件を請け負うパラレルキャリア実践者。プライベートでは二児の母。