求人広告ライター歴30年の取材ノウハウとライティングスキルで結果を導き出すコピーライティングのプロ
Y.Y.さんは、主に求人広告の世界で30年以上第一線のライターとして活躍。現在は人材採用に関するコピーライティングのほか、企業のポータルサイトなどにおける記事作成などにも携わっています。広告プロモーションのように成果の求められる分野にて、長きにわたってライティングスキルを磨かれてきたY.Y.さんのキャリアについて伺いました。
プロのこれまでの実績
- プロフィール:Y.Y.さん
- 情報番組のアシスタントディレクターを経て、リクルートに契約社員として入社。以後、求人広告をはじめ、販促プロモーションなどにおいてコピーライターとして活躍。リクルート系代理店や制作会社勤務を経て、2011年にライターとして独立。現在は求人広告の制作以外に、ポータルサイトやコーポレートサイトなどの取材やライティングにも精力的に取り組んでいる。
現在の事業内容をお伺いします。
求人メディアにおける広告のコピーライティングをメインとして活動しています。
最近では取材などで収集した情報を整理して記事化するというテクニックを応用し、介護施設やキャリアコンサルタント、士業関係のポータルサイトにおける紹介記事の作成、公益団体の広報活動における、コラム記事の編集やライティングなどにも携わっています。
もともとは専門学校を卒業後にテレビ番組のADとして働きはじめたのですが、一身上の都合で退職後にリクルートへ契約社員として中途入社しました。それからは一貫して、広告プロモーション畑で実績を積み重ねてきました。
キャリーミーに登録された経緯と、キャリーミー経由のお仕事についてお伺いします。
キャリーミーには「プロ人材」という言葉に惹かれ、数年前に登録しました。
そんな看板を掲げられている会社ってほとんどないなと思いまして。自分自身、長いこと求人広告を中心とするコピーライターをやってきた自負もあり、ここで何かプロとして活躍できる、新たな機会がないかなと思ったのがきっかけですね。
ちなみにキャリーミー経由では、飲食店で働きたい求職者をターゲットとした求人サイトを立ち上げるというプロジェクトへの参加に声をかけていただき、コンテンツの制作に関わったことがありました。
独立を決意したきっかけ
独立したのはいつ頃ですか?
ライターとしての独立は2011年の5月からです。実はそれ以前にも、二度ほど業務委託で仕事を請けていたことがありまして、はじめての独立というわけではありませんでした。
最初にフリーランスになったのは、広告プロモーションの制作プロダクションを退職したタイミングでした。次の仕事をどうしようと考えていた際、知人からWebデザインができる人間を探しているとの話をいただいたのがきっかけでした。
当時はインターネット黎明期で、在職中に社長から「インターネットについて調べてほしい」と言われたんですね。ホームページについて調べていくうちに面白さを感じまして、HTMLを独学で習得し個人のWebサイトを立ち上げていました。それが一つの縁となってデザインをはじめ、Webサイトの制作を依頼されるようになったのです。
4年ほどフリーで活動した後、結婚をきっかけにリクルート系の代理店に正社員として再就職しました。媒体自体が紙からWebに移行している時期でしたので、Webデザインができるコピーライターとして結構重宝されていました。この頃、リクルートの広告コンテストで全国入賞も果たしています。
二度目のフリーランスで活動するきっかけとなったのは、その代理店を退職する際に昔の上司からの誘いを受けたこと。3〜4ヶ月ほどライター兼Webディレクターとして、大手ポータルサイト内のタイアップ広告を制作していました。
2011年に現在の形でフリーランスとなったのですが、前職で行っていた結婚情報誌の記事風広告の制作を業務委託で請けたのがきっかけでした。その背景には同年3月に発生した東日本大震災の影響で会社の事業方針が変更となり、営業へ職種転換をするか業務委託としてライターを継続するかの選択を迫られました。結果的にはこれまでのキャリアを無駄にしたくない思いが圧倒的に強く、業務委託の道を選びました。
広告の仕事は、どうしても景気や時代の変化に左右されてしまいます。これまでもバブル崩壊やリーマンショックなどの節目においては、自分のスキルや知識を発揮できる場所はどこなのかを考えて選択してきました。
その選択のたびに私に声をかけてくださる方がいたおかげで、おそらくフリーランスとしてここまでやってこれたのだと思います。
フリーとして独立された際、それまでのお付き合いがあったからこそ、お仕事をいただけたんですね。
そこは大きいと思います。かつて在籍していたリクルート、またはリクルートの代理店や制作会社などで知り合った方々とのご縁があって、ほかの媒体もやってみないかとお誘いいただけたことで仕事の幅も広げていくことができたのだと思います。
中には自分自身で開拓していった取引先もありますが、そこではこれまでの実績と併せ、取材やコピーライティングといった、自分の強みをアピールすることに注力しました。関係ができた後は、できる限り期待に応えるよう努力したのは言うまでもありませんが。
これまで私のキャリアの大半を占めてきた「求人広告」は、伝えるべき人に必要な情報を伝えた上で、応募してもらうというアクションが伴わなければ何の意味もありません。
読んでもらって終わり、というコンテンツではないので、結果を出せるための表現にこだわるなど、クライアントが求める人材の採用を実現できるようなクリエイティブを心がけています。
クオリティを担保する一つの要素が取材です。取材においては必ず「なぜ募集するのか」という背景から話を伺い、目的をハッキリさせた上であらゆる角度から事実確認を行います。裏を取ることでクライアントが本当に求めていることを明確化し、課題を抽出することで解決策を形にしていきます。このような課題解決型のクリエイティブこそが、私の得意とするスタイルなのです。
フリーランスとしてお仕事するにあたり、おすすめのツールはありますか?
チャットワークですね。チャット内で特定の方に話もできますし、PCやスマートフォンともに使える点もコミュニケーションロスが発生しづらくなり便利です。Slackよりも操作性も高いように感じています。
キャリーミー取材班が見たY.Y.さんの活躍ポイント
・求人広告のコピーライティングおよび取材のたしかな実績
30年以上、一貫して求人広告を中心としたコピーライターとしてご活躍されているY.Y.さん。取材力、編集力の実績も十分で、成果に結びつく求人や採用サイトの作成も可能です。
・信頼される仕事ぶりを基礎とした人脈の広さ
求人広告のお仕事を30年以上されているので、広告関係の人脈が広いことが印象的です。それは、質の高いコンテンツを納品し続けているからこそ、クライアント様や広告代理店の方々とも信頼関係が結ばれているとも言えます。人脈の広さはそのままY.Y.さんの仕事ぶりを表していると言っていいでしょう。
"プロ"として働く
"プロ"を採用する
この記事を書いた人
- 渡部 梓
大学卒業後アパレルメーカーで販売、ディストリビューター(在庫管理、換金計画策定等)、店舗支援を担当する。結婚退職後、転居し地方公務員へ。個人住民税課税業務に従事。第一子育休中に再転居により公務員を辞し、無職での保活と子連れの再就職活動を経験する。その後アパレルメーカーでのディストリビューター業務の傍らCARRY ME経由でライティング活動を開始。現在は某企業の社内広報業務を行いながらCARRY MEにてライティング関係の業務委託案件を請け負うパラレルキャリア実践者。プライベートでは二児の母。