Webマーケティングとは?Webマーケティングの種類と自社に最適な施策を見つける方法
CARRY MEでも求人数が最も多く、様々な業界業種で必要とされるWebマーケティング。しかし、Webマーケティングと一言にいっても、数多くの種類(施策)に分かれており、何から手をつければ良いかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、Webマーケティングとは?という定義やその種類、さらに自社に合ったWebマーケティングの最適な施策を見つけ、実践するための方法までご紹介します。
目次
Webマーケティングとは?
Webマーケティングとは まず、最初にWebマーケティングとは何かですが、インターネットを利用して行われるマーケティングのことを指します。さらにマーケティングとは何かを説明をすると、 経営学者ピーター・F・ドラッカーの言葉を借りると、マーケティングは「商品が売れる仕組みを作る活動」を指します。 Webマーケティングの良い点としては、すべて数値で把握し管理できることが挙げられます。
Webマーケティングの施策まとめ
では次に、具体的なWebマーケティングの施策について説明していきたいと思います。 Webマーケティングの施策には、大きく分けると目的別に、3つの種類に分類できます。 ①新規顧客の獲得 ②見込み顧客の接客 ③既存顧客(リピート顧客)の育成 次に、Webマーケティングの各施策について説明します。
新規顧客獲得のためのWebマーケティング施策
SEO(検索エンジン最適化)
GoogleやYahoo!などの検索結果で自社のWebサイトがより多く露出され、アクセス増加を狙う為のWebマーケティングの施策です。施策として即効性はありませんが、中長期的に自社のWebサイトへ訪問するユーザーの自然流入を確実な施策です。かかるコストもリスティング広告よりは安価なことが多いため、企業が導入すべき必須の施策といえます。
リスティング広告
GoogleやYahoo!などの検索サイトで、自分が探したい情報を検索すると出てくる検索結果ページに表示される広告のことを指します。自社の広告を上位に表示したければ、相応の広告費を払えばすぐ表示することができます。即効性の高い施策ですが、細かな運用や管理が必要になります。リスティング広告の代表例としては、「Google AdWords」や「Yahoo!プロモーション広告」があります。
アド広告(インプレッション型広告)
アクセスが多くある関連サイトに広告出稿することにより、そこからアクセス流入を狙う施策です。自社広告の配信(インプレッション)が発生した段階、すなわち広告が表示されたら課金が発生する方式の広告を指します。リスティング広告より多くのユーザーへのリーチが可能ですが、潜在層や非検討層へのリーチも含まれる為、即効性は高いとは言えません。
ソーシャルメディアマーケティング
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディア(SNS)を自分たちで運用することで、ユーザーに直接アプローチし集客をはかる施策です。話題性やビジュアル、コンテンツ力などの人を引き付ける投稿は、ユーザー同士のクチコミにより拡散されることも期待できます。継続してユーザーとかかわりを持つ施策でもある為、ブランドマネジメントも必要になってきます。
アフィリエイト広告
ブログやWebサイト、メールマガジン等に自社Webサイトへのリンクを貼ってもらい、そのリンクを経由して問い合わせなどが出た場合に、そのリンクを貼った媒体(一般的にアフィリエイターと呼ばれます)に報酬を支払う成果報酬型広告を指します。コストパフォーマンスは良いですが母数は少なく、出稿するサイトのテイストによってブランドに傷がつくというリスクもあります。
ソーシャルメディア広告出稿
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアに配信する広告です。ソーシャルメディアマーケティングとは異なり有料になりますが、広告出稿することですぐ露出をすることができます。
資料請求サイト出稿
自社が扱っている業種・サービスの情報をとりまとめたポータルサイトに出稿することを指します。例えば、旅行ホテルの業種ですと、じゃらんや楽天トラベルがそれにあたります。成果報酬型のケースが多いため、コストパフォーマンスは良いといえます。競合他社と比較され問合せがくることもあるため、自社の優位性を明確にしておくことが重要です。
見込み顧客の接客のためのWebマーケティング施策
LPO(ランディングページ最適化)
自社のWebサイトの入口となるランディングページを最適化なものにする施策です。例えば、リスティング広告からの流入にあわせて専用のページを作ったり、複数のページを作り、どちらが効果としてよいかをテストするなどがあります。
EFO(エントリフオーム最適化)
問い合わせページなどのWebフォームを最適化なものにする施策です。自社サービスや商品に興味持ってもらい問い合わせまでの促せても、その問い合わせフオームで離脱している場合は非常にもったいないです。成果を生むのに最も近道である施策といえます。
Web接客ツール
自社のWebサイトに訪問中のユーザーに、リアルタイムでチャットを送ったり、特別なクーポンを発行することができるツール施策です。 新しいWebマーケティング施策の1つであり、導入企業はまだ多くはありません。最近注目されている施策であり、代表例には「KARTE」があります
既存顧客(リピート顧客)の育成のためのWebマーケティング施策
リターゲティング広告
自社のWebサイトを訪問したことがあるユーザーに対して、インターネット上の他サイトの広告枠において自社の広告を改めて配信することで、再来訪を促すことを狙った施策です。一度でも自社のWebサイトへ訪問したことのあるユーザーは興味関心が高い為、コストパフォーマンスは良いです。しかし、アクセス数があまりに少ないサイトと、実施することができません。配信対象者を増やすために他の集客施策も並行して行う必要があります。
メールマーケティング
一度コンタクトを取ったことのあるユーザーに、メールを配信し来訪を促す施策です。全員にメール配信することだけではなく、顧客の興味関心の度合いに分けて、メール内容を変えたり、クーポンなどのインセンティブ情報を付与して配信したりすることで再来訪を狙うこともできます。
CRM(顧客関係性マネジメント)
一度コンタクトを取ったことのあるユーザーと長期的な関係性を構築することで、売上や利益につながる優良顧客を獲得する施策です。顧客の性別、年齢、趣味、嗜好などの個人の情報や購入・閲覧履歴だけでなく、意見、要望やクレームなどの問合せ履歴など、企業と顧客の様々な接点のデータに基づき、顧客をセグメント化し、顧客の購買行動を分析し優良顧客への転換を目指します。
コンテンツマーケティング(オウンドメディア)
コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって価値あるコンテンツの制作、発信を通じて見込み顧客のニーズを育成、購買を経て、最終的にはファン化をめざす一連のマーケティング手法です。オウンドメディアとは、Webサイト、ブログ(CMS)等、自社所有のメディアを指します。CARRYMEでも、プロ採用4.0というオウンドメディアがあります。
Webマーケティング施策の特徴まとめ
次に、各施策をコストや工数(パワー)の観点と、リードを獲得するスピードの観点で評価してみました。
Webマーケティング施策一覧 | コストや工数(パワー) | 獲得スピード |
・リスティング広告 | ▲ | 〇 |
・SEO(検索エンジン最適化) | ◎ | ▲ |
・リターゲティング広告 | ▲ | 〇 |
・アド広告(インプレッション型広告) | ▲ | ▲ |
・ソーシャルメディアマーケティング | 〇 | 〇 |
・アフィリエイト広告 | 〇 | ▲ |
・資料請求サイト出稿 | 〇 | 〇 |
・CRM(顧客関係性マネジメント) | ▲ | 〇 |
・コンテンツマーケティング(オウンドメディア) | 〇 | ▲ |
・LPO(ランディングページ最適化) | ◎ | ▲ |
・EFO(エントリフオーム最適化) | ▲ | 〇 |
・Web接客ツール | 〇 | 〇 |
・メールマーケティング | 〇 | 〇 |
自社の特徴や状況にあった、最適なWebマーケティングの実践方法
では、実際にWebマーケティングを実際行うには、どんな選択肢があるのでしょうか。大きく分けて3つあります。代理店に委託する、正社員を採用する、業務委託を採用するの3つです。 それぞれ選択肢のメリットデメリットがわかるように、コストとスピード、自社に残る知見や知識という観点で比較すると、以下の図のようになります。 「コストが高い」、「最適な人材を採用することが難しい」、「社内に知見が残らない」などの課題が各選択肢にはあります。
コスト | スピード (リード獲得スピード) | 知見・知識 | |
代理店に委託する | 高い | 早い | 残らない |
正社員を採用する | 高い | 遅い | 残る |
業務委託を採用する | 委託先をしっかり 選べば安い | 早い | 委託先をしっかり 選べば残る |
最適なWebマーケティングの実践方法
そこで、Webマーケティングを実践する最適な方法としてオススメしたいのが、CARRYMEプロ人材を採用するという方法です。先ほど挙がった「コストが高い」、「最適な人材を採用することが難しい」、「社内に知見が残らない」などの課題を解決してくれる最適な人材がリーズナブルなコストで見つかります。 実際に3人の例をご紹介します。
CARRY ME登録者例①:EC(SEO、広告運用、グロースハック)のプロ
■京都大学卒→楽天にてEC事業開発&ECコンサルタント→事業会社にてEC事業責任者→現職の会社にてwebマーケティングのコンサルタント2年半。
■SEO、アクセス解析、グロースハック、web広告運用などwebマーケティング全般OK
■ECに関してもサイト構築、商品ラインナップ(バイヤー業務)、物流管理、在庫管理、カスタマーサポートまで全て経験あり。
過去の求人例: https://carryme.jp/detail.html&id=437
CARRY ME登録者例②:SNSマーケティングのプロ
■慶應義塾大学理工学部機械工学科卒。大学在学中、スタートアップ企業でSNS Manager、や取締役兼最高マーケティング責任者→Chief Marketing & Strategy OfficerとしてSNSインフルエンサーのキャスティング・マネジメント業務
■特にソーシャルメディアマーケティングを専門とし、200以上のSNSアカウントを運用、100以上のPR案件を手掛けた経験あり。
過去の求人例:https://carryme.jp/detail.html&id=595
CARRY ME登録者例③広告運用のプロ
■IT企業営業→広告代理店営業→webコマース・マーケティング企業でSEOメディア企画、アプリ開発ディレクターなどを経験。
■幅広いジャンルでの広告運用実績多数。中でもSNS広告の運用を最も得意とされている。( facebook広告→月間平均5万~10万ドル、年間100万ドル運用、Twitter広告→月間100万円ほど運用、GDN、YDN→月間100万円ほど運用、リスティング→月間300万円ほど運用→18ヶ月間、粗利率50〜80%という高い水準で運用実績を上げる)
■リスティング・ディスプレイ広告運用、自社でのアプリ開発・運用経験もあり、広告運用の新人育成も可能
過去の求人例:https://carryme.jp/detail.html&id=212
Webマーケティングの業務範囲や役割は多岐にわたり、時には企業にとって重要な「商品が売れる仕組みを作る活動」という責任を背負っていることもありますが、具体的なWebマーケティング施策について理解は深まりましたか。
実践したいが知識がない、人材がいない、採用ができないという理由で手を止めるのではなく、一度専門家に相談しアクションを起こしてみることで自社の売上を垂直に立て直すことも難しくありません。CARRY MEではwebマーケティング やPRを中心とした“週1〜4回出社してもらえるプロ”が3,300名以上登録しています。まずは、自社にどんなWebマーケティング 施策が合っているかを相談したいという方もお気軽にご相談ください。
企業・採用担当者の
みなさまへ
CARRY MEでは、年収600-1000万円レベルのプロ人材を
「正社員採用よりもコストを圧倒的に抑えながら」
「必要な時に、必要なボリュームで(出社もOK!)」
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ご紹介いたします。
この記事を書いた人
- 相沢 唯
- リクルート在籍中のWEBマーケッター。Webマーケティングにおける、現状分析、ベンチマーク、競合企業と相対分析、KPIモニタリング、コンテンツ企画優先施策の業務設計、リスティング広告、SEO対策など、Web業務全般を担当。プライベートでは3児のママ。