フリーランスになるには?おさえておくべき10個のポイント
これからフリーランスとして活動したい方の中には、何から考えればいいのか分からない方もいると思います。準備を怠ってしまうと、せっかくの案件獲得の機会を逃してしまったり、想像とは違うフリーランス生活を送ってしまうことになりかねません。
そこで、キャリーミーのキャリアアドバイザーマネージャーである布井が、フリーランスになるのは何をしたら良いのか、はじめてフリーランスになる方が考えておきたい10のことを解説します!
目次
フリーランスになるには、専門性をはっきりさせる
- 布井あやみ
キャリーミーの元キャリアアドバイザーチームマネージャー、現アンバサダー。 上智大学外国語学部卒。 キャリアコンサルタント、採用コンサルタント、タヒチアンダンサー&講師という複数の仕事を持つパラレルキャリア。
株式会社パソナキャリア、株式会社リクルートエージェント(現株式会社リクルートキャリア)等大手人材紹介会社での法人営業経験を通じて培ったビジネススキルと、全日本ジュニア新体操選手権大会団体入賞経験をはじめとする舞踊歴18年のキャリアを活かした独特の表現力を併せ持つ貴重な存在として各方面から注目を集めている。
最近ではパラレルキャリアコンサルタントとして、同じくパラレルキャリアを目指す方々へ向けたキャリアコンサルティングなどにも力を注ぐ一方、採用顧問として採用責任者の育成支援や、人材業界における法人営業やキャリアアドバイザーの後進育成等も手掛けている。
はじめてのフリーランスで考えるべきこと一つ目は、自分の専門性をはっきりさせることです。
自分の強みや得意とすることが分からないと、クライアントになにができるのかアピールできず、成約まで交渉するのが難しくなってしまいます。たとえば私、布井の場合は中途採用のエージェントコントロールが得意だとアピールしています。
まずは自分の専門性をはっきりさせることで、どんな案件なら活躍できそうか見定めることができるようになるでしょう。
フリーランスになるには、当面の収入源について考える
フリーランスになったとしても、すぐに案件を獲得できるとは限りません。もし獲得できなかった場合、どうしても金銭的な焦りを感じてしまうものです。
生活費や貯金が尽きてからでは遅いので、もし案件を獲得できなかった場合のリスクを考えて、どのように当座の収入を得ていくかを考えておいたほうが安全です。
フリーランスになるには、当面の案件獲得ルートを確保する
どのようなルートで案件を獲得できるのか考えておくといいでしょう。
たとえば現職の上司と交渉して業務委託として継続する、エージェントから紹介してもらう、知人から案件をもらうなど、案件獲得ルートを考えたうえで独立すると仕事をもらえないリスクを軽減できます。
フリーランスになるには、稼働ペースを考える
フリーランスになると、週に何日働くかなどを自分で調整可能になります。
闇雲に案件を請け負い過ぎてしまうと激務に陥りやすので、自分が思い描いてたライフスタイルとは乖離してしまう場合もあります。事前に稼働ペースを考えたうえで案件獲得に動くといいでしょう。
フリーランスになるには、自分の単価を考える
相場から見て、自分の単価はいくらが適切なのかを知ることはとても大切です。
どの程度のスキルや経験があれば時給いくらで受注できるかなど、周りの事例と自分のレベルを照らし合わせて適切な単価を考えてみましょう。
単価についてはエージェントに相談する際や企業面談などで必ず聞かれるので、事前に自分の市場価値を把握して答えられるようにしておくといいと思います。
フリーランスになるには、実績の整理(キャリアの棚卸し)をする
自分の実績・キャリアについては必ず聞かれるので、今までの経験をまとめておきましょう。
具体的な数字を使うとクライアントに伝わりやすいです。
営業でMVPを受賞したなら、何人いる中で受賞したのか。
営業目標を達成したなら、何期連続で達成したのか。平均達成率は何%なのか。
実績次第にはなりますが、そこまで掘り下げて伝えると強力なアピールになる場合もあります。
フリーランスになるには、自分の強みをまとめる
自分の強みは案件を獲得する際にアピールできるポイントになります。キャリア、実績、コミュニケーションスキルなど、自分の強みをまとめておきましょう。
フリーランスになるには、理想のワーキングスタイルを考える
フリーランスになるにあたり、人それぞれ理想のワーキングスタイルがあると思います。
収入を上げたい、ワークライフバランスを整えたい、起業の準備と並行して仕事したい、フリーのコンサルタントになりたいなど、理想によって請け負うべき案件は変わります。
収入なら高単価案件、ワークライフバランスなら自由度の高い案件、起業準備なら工数の少ない案件、フリーのコンサルなら場数を踏める案件など、案件選びで意識すべきことは様々あります。
フリーランスになるには、周囲と良好な関係を築く
業務委託の案件は求人サイトやエージェントの紹介のみならず、人脈から獲得することも多いです。いつどこでなにが繋がって仕事になるか分からないので、常にいい関係性を築いておくに越したことはありません。
フリーランスになるには、現職で結果を出す努力をする
フリーランスとして独立した場合、どれだけ実績があるかが非常に重要です。エージェントや企業から真っ先に聞かれることと言っても過言ではありませんからね。
会社の看板を外して仕事をする場合、自分に自信がないと厳しくなる局面もあります。在職中に実績やスキルはたくさん作っておくことで、独立したあとの自信に繋がります。
現職でなるべく多くの結果を出して実績にするといいでしょう。
フリーランスになるには、10のポイントを考えてみよう!
今回は『はじめてフリーランスになる方が考えるべき10のこと』について解説しました。
最後に、本記事で紹介したことをまとめます。
専門性をはっきりさせる
当面の収入源について考える
当面の案件獲得ルートを確保する
稼働ペースを考える
自分の単価を考える
実績の整理(キャリアの棚卸し)
自分の強みをまとめる
理想のワーキングスタイルを考える
周囲との良好な関係を築く
現職で結果を出す努力をする
考えることは多いように感じるかもしれませんが、フリーランスとして独立するならどれも非常に大切なことです。案件獲得の方法はもちろん、最低限の生活基盤を失わないための工夫などにも気を配らないと後々大変な思いをするかもしれません。リスクになりそうなことは早めに対策を練っておきましょう。
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この記事を書いた人
- まさき
音楽専門学校を卒業後、アミューズメント施設でフリーターとして勤務。その後契約社員を経て正社員に登用。施設運営責任者としてマネジメント、接客事務、在庫管理などを担当。退職後、個人事業主(フリーランス)としてWebメディア運営責任者、Webライター、Webエンジニア開発などを経験。ミニマリストまさきのブログ(https://sawa-masaki.com)、Web業界の転職と副業(https://it-workstyle.com)、映画予報(https://kenken-movie.com)など複数メディアの運用・運営に携わる。