UI/UXデザイン工数を6ヶ月短縮し新規プロダクト開発を加速!躍進HRベンチャーがプロ人材の成果を引き出すマネジメント哲学を公開

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運営する新卒採用メディア「ONE CAREER」はローンチから5年で「最も利用した就職サイト」で2位を獲得、設立6年で上場—。株式会社ワンキャリア様は、HR業界でもトップクラスの速さで成長を遂げてきた注目企業です。次々と新サービスを展開してきた同社は、現在も新規プロダクト開発の最中。新規プロダクトの要となるデザイナーにプロ人材を据え、開発ペースをますます軌道に乗せています。なぜ同社は正社員ではなく、プロ人材を選んだのか。同社の多田薫平さんにお話を伺いました。

 

  • 新規プロダクト開発におけるUI/UXデザイナー/ディレクターのリソースが不足
  • 社員にUI/UXデザインの専門知見がなく、ディレクションが困難

 

  • 新規プロダクト開発のデザイン工数が3ヶ月〜6ヶ月短縮
  • デザイン戦略が言語化され、社内稟議などのコミュニケーションが円滑に

希少なUI/UXデザイナー探しに苦戦。伴走できるパートナーとしてプロ人材を選択


ー まずは御社の事業内容についてお聞かせください。

多田様 「人の数だけ、キャリアをつくる。」というミッションを掲げ、主に3つの事業を展開しています。
一つは新卒採用メディアの「ONE CAREER」です。求人情報をはじめ、就職活動の体験談や実際に企業へ提出したエントリーシート内容など、就活の必須情報を幅広く提供しています。2022年卒業予定の新卒学生の登録者は29万人を記録し、「学生が1年を通して最も利用した就職サイトランキング」では、2021年卒から2023年卒まで、3年連続で2位を獲得しています。

また、中途求職者向けには中途採用メディア「ONE CAREER PLUS」、人事担当者向けには新卒採用に特化した人事向け採用クラウド「ONE CAREER CLOUD」を展開しています。

ー プロ人材をアサインしたきっかけについて教えてください。

多田様 新規プロダクト開発にあたって、UI/UXに強いデザイナーやディレクターのリソースが不足していました。事業開発の責任者である私自身も、プロダクト開発やデザインの経験がほとんどありません。

社内にUI/UXデザインができる社員は在籍していますが、他領域の業務を担当しており、新規プロダクトとの兼務は難しい状況でした。

社員を採用する方法もありますが、中途採用は無期雇用が前提で、入社後のミスマッチを回避するために採用活動は時間をかけて慎重に行う必要があります。新規プロダクト開発期間となる3ヶ月〜1年程度で契約でき、スピーディーにリソースを確保するには業務委託がベストでした。

業務委託人材をアサインする場合は、パートナーとして並走できる能力やスキルを重視しています。単に依頼したデザインを納品するだけではなく、デザインの方向性を私たちと一緒に検討できる人材です。
デザインの発注だけならクラウドソーシングサービスなどでも可能ですが、より密に自社へコミットし専門的知見を提供してくれるプロ人材に魅力を感じました。

ー キャリーミーを選んだ理由は何ですか。

多田様 さまざまなエージェントサービスをチェックし人材を探しましたが、UI/UXデザイナーを紹介してくれる会社になかなか出会えなかったんです。人材紹介実績が豊富なエージェントでも、どんなスキルの人材が実際にいるのかわかりにくい会社が多いと感じていました。

過去には他事業のクリエイティブ業務をデザイン会社へ外注した経験もありますが、業務委託に比べるとコストがかかります。新規プロダクト開発の予算には見合いませんでした。

キャリーミーは、細分化されたスキルや分野ごとにプロを紹介してもらえるので安心できたんです。今回のプロジェクトにフィットするプロがすぐに見つかり助かりましたね。

2名のプロ人材がUI/UXデザイン実装と新規プロダクト戦略の壁打ちを分業


ー プロ人材の稼働内容と得られた成果について教えてください。

多田様 今回はUI/UXデザイナーとしてTさん、サイト全体デザインの壁打ち役としてSさんをアサインしました。

稼働は2名ともに完全リモートワークです。連絡はSlackで行い、必要に応じてオンラインでMTGを設定し連携しました。稼働日数にすると週2〜3日ほどです。

Tさんの業務は、社内で作成したワイヤーフレームをデザインへ落とし込むことです。いくつかのパターンを出していただきながら、ユーザーのインサイトを反映したUI/UXデザインを設計していきました。デザインのさらなる改善に向けて、ユーザーインタビューにも同席いただきましたね。

Tさんはアウトプットが非常に速いです。パターン出しを依頼するとすぐに5種類以上の案を出していただけるなど、業務内容の質も高い。
当初は、依頼した業務に対してTさんの稼働時間が足りないのではと心配していました。実際はむしろ逆で、Tさんの仕事の速さに私たちの業務依頼が追いつかず、稼働時間が浮いてしまったほどです。
Tさんがスピーディーに業務を進めてくださったおかげで、デザインの製作期間は当初の予定より3ヶ月から6ヶ月ほど短縮することができました。

Sさんは、プロダクトの全体図や戦略の作成など、プロダクトの要となる上流業務を担当していただきました。
私自身も戦略策定に関わっていますが、頭の中にあるデザインイメージの具現化に課題を感じていました。そこでSさんが壁打ち役となり、デザインのアウトラインを描いてもらったんです。

Sさんとのディスカッションによりデザインの理想形が言語化、画像化され、社内稟議などのコミュニケーションもスムーズに進めることができました。

当社の新規プロダクト開発はアジャイル型で進めているため、開発の途中で機能の追加・変更などさまざまな見直しが起こります。複雑化しやすい開発状況の中で、プロダクトの方針がブレないようSさんとベンチマークを決め、理想形を可視化できたことは大きな成果だと感じています。

プロ人材は社内教育や組織活性化を実現する手段にもなりうる


ー プロ人材を他の企業におすすめするなら、どんな企業が想定されるかお考えをお聞かせください。

多田様 当社の事例のように、新規プロダクト開発を加速化させたい企業はプロ人材を検討する価値があると思います。

大企業の場合なら、中間管理職の育成手段としても検討してほしいですね。プロ人材は、専門スキルだけでなく、マネジメント経験もお持ちの方が多いと思います。現場の育成が追いつかない、短期間で社員教育を進めたいといった場合に、マネージャー候補の育成やサポートをプロ人材に依頼してみてはどうでしょうか。

外部とのやりとりが少ない部門に、プロ人材をアサインする方法も有効かもしれません。第三者のアイデアや視点を取り入れる機会が少ないと、部門全体が閉鎖的になりがちです。プロ人材の客観的な意見や専門知見は、組織の活性化につながると思います。

ー プロ人材をアサインする際に注意すべきポイントはどんな点だと思いますか。

多田様 スキルや実績だけではなく、パーソナリティや仕事の進め方まで確認することが大切だと思います。社員や社風との相性を見極めることで、より業務を進めやすくなります。

TさんとSさんをアサインする際は、働く上で嫌なことを正直に話してもらいました。志望するキャリアなどもお聞きし、2人の人間性をふまえてスタッフ体制や具体的な業務内容を検討しました。

たとえば、Tさんは理論的に仕事を進めるタイプ。逆に私は感覚的に仕事を進めるタイプだったので、理論派の他のスタッフとTさんとの連携機会を増やし、コミュニケーションをとりやすくしました。

Sさんは上流工程の業務への関心が強く、ディスカッションも得意なタイプです。私とも仕事の進め方が近かったため、私の壁打ち役としてご活躍頂けたのだと思います。

ー 一人ひとりのプロ人材との関係構築を重視し、プロジェクトの生産性を向上させたことが伺えます。

そうですね。生産性を向上させるには、プロ人材も社員も気持ちよく働いてほしいというスタンスは忘れてはいけないと思います。せっかく働いてもらうなら、プロ人材の市場価値が上がるような機会を提供したい。
そのために、プロが何を求め、我々が何を提供できるか、合意をとることが重要だと思います。

対等なパートナー関係を構築することも大切です。外部の業務委託人材でも、社員と同じ目線を持ってマインドを共有すると、進んで面白いアイデアや提案を出してくれる。逆に上下関係ができてしまうと、より良いプロダクトは生み出しにくいと思います。
業務内容も、報酬も、遠慮なく相談できる信頼関係を作れるといいですね。

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この記事を書いた人

mitsumori
西岡 日花李

1987年生まれ。神奈川県出身。大学在学中から取材執筆活動・テレビ番組制作を開始。大学院でジャーナリズムを専攻後、ミニコミ紙に入社し、社会・文化など幅広いジャンルのニュース・インタビュー記事を執筆する。現在は家事子育てとの両立のため、フリーとして活動。東北の地方都市で生活しながらも、リモートをフル活用しライティング業を継続中。

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