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アプリマーケティングとは?ASO対策・アプリ改善のステップをわかりやすく解説

近年幅広い企業で導入されているスマートフォン・アプリ。アプリを利用すれば、膨大な顧客データを収集し、商品・サービスの課題把握や改善につなげることができます。端末IDの取得ができることから、Webよりも年齢、性別、住んでいる地域などユーザーの属性や行動が見えやすいというメリットもあります。企業がアプリを最大限活用するには、どんな準備が必要なのでしょうか。アプリの運用や改善のポイントについて、アプリマーケティングのプロ人材・M.Kさんに解説いただきました。

このプロ人材に聞きました!

M.K.さん

キャリーミー登録中のプロ人材。400以上のアプリ運用アドバイスの実績を持ち、大手企業のアプリマーケティング やDX推進プロジェクト案件を担当中。

アプリマーケティングとは

アプリマーケティングは、アプリをより多くの人に、長く心地よく使ってもらうための戦略を考えるのが主な仕事です。アプリは、単に導入するだけではあまり意味がありません。ユーザーの動向に合わせて常に機能の改善を繰り返していかなければ、ユーザーは離れてしまいます。

アプリマーケティングの具体的な施策には、アプリの認知を広げる広告(AD)、アプリストアページの改善(ASO)、アプリの改善・最適化(APP)などがあります。APP、ASOでアプリをより良く整え、ADでユーザーを増やしていくイメージです。

企業様がアプリマーケティングに着手する場合、ADは広告代理店に依頼し、ASO、APPは専門の業者やアプリマーケティングを専門とする個人に委託するケースが多いようです。

アプリストアページの改善(ASO対策)


アプリが多くの人に使われるようになるには、アプリストアでの優位性を確保することが不可欠です。全てのアプリは必ずiPhone向けのApp Store、またはAndroidスマホ向けのGoogle Playを経由してダウンロードされます。ストアでの見せ方を工夫すれば、検索順位のアップや競合アプリとの差別化は可能になります。

具体的な施策としては、キーワード改善、クリエイティブ改善、レビュー改善などがあります。

キーワード改善

検索された時にアプリが上位表示されるための改善策を打ち出します。WebページのSEO対策と考え方は同じです。よく検索されるキーワードに対しての対策だけでなく、より上位を狙えるワードについても検討します。

クリエイティブ改善

アプリストアの検索画面での表示をより良くする作業です。呼水となるコンテンツ情報を目立たせるなど、思わずインストールしたくなるビジュアルに調整します。

レビュー改善

アプリのレビューはインストールの決め手です。できるだけ多くの高評価を集めるため、アプリ評価を求めるポップアップをいつ・誰に表示させるかを工夫します。例えば、使用頻度の高いユーザー、商品・サービスを購入したばかりのユーザーに表示すると、高評価をもらいやすくなります。

アプリの改善・最適化(APP)


アプリを改善する際に最も重要なのは、アプリからわかるデータの計測・分析です。アプリの運用に悩んでいる企業様の多くは、データ不足のためアプリの課題や弱点が曖昧になっています。データ調査は、APPに着手する前提条件とも言えるでしょう。

アプリが見られなくなる要因は、ユーザーの離脱率などを多角的に調べることで明らかにすることができます。具体的な数字はアプリ専門の分析ツールを使って算出可能です。

データ計測をした上で、APPの業務は以下のような手順で進めていきます。

KGI、KPIの設計

まず企業様のマーケティング課題に合わせてアプリの成長戦略を描き、KGI、KPIを設定します。

UX設計

データ分析によりわかったアプリの課題に対し、最適なUXを設計します。画面のビジュアル、導線変更、プッシュ通知やポップアップなど、さまざまな面から改善策を考えます。

PDCA

改善した点は効果検証を行い、さらにブラッシュアップします。データが要のアプリマーケティングは、効果検証をひたすら続けていくことが重要です。
その分短期集中ではなかなか成果は出ません。アプリマーケティング業務全体の期間は、3ヶ月〜1年はかかると考えておきましょう。

アプリマーケティングの改善事例

アプリの改善によって実際にどんな成果を出すことができるのか、具体例をいくつか紹介します。

Twitter|データ分析からユーザー定着率が改善


Twitterは今や世界的なSNSと知られていますが、かつては新規ユーザーの定着に課題がありました。改善のため取り組んだのは、データ分析です。

定着率とユーザー行動の関係を多角的に調査した結果、ユーザー登録をした日に5~10人を自らフォローした人ほど定着率が高いことが分かりました。そこで、新規ユーザーが登録直後にそのまま誰かをフォローできるよう、おすすめアカウントの表示タイミングを修正。これにより、Twitterを楽しむためにはフォローすることが重要であることをユーザーに理解させることにも成功し、ユーザー定着率は飛躍的に向上しました。

Airbnb|巨大SNSとの連携でユーザーを開拓


Airbnbは、宿泊施設・民泊を貸し出す人と借りる人のマッチングサービスです。サービス開始当初は、利用者が少なく、ユーザーが定着しませんでした。

そこで、アメリカ有数のSNSサービス・Craigslistとの連携を開始。Craigslistは、特定の地域の個人が情報交換できる掲示板サービスです。不動産情報なども多く掲載されることからAirbnbとの親和性がありました。月間ユーザーは数千万と言われるCraigslistと相互に情報を投稿・転載できるようにしたことで、多数のユーザーがAirbnbへ流入する仕組みを作ることに成功しました。

アプリマーケティングの依頼方法 代理店・外部のプロ人材の違い

実際にアプリマーケティングを始めるなら、専門の代理店や業務委託で外部のプロ人材に相談するのが近道です。

代理店への外注と、業務委託契約で個人に依頼する場合の大きな差は、コストでしょう。私が勤めていた代理店の場合は、最低月額80万円はかかりますが、業務委託でプロ人材に依頼する場合、予算20万円くらいから相談可能です。

大手企業の場合広告費やシステム開発費として考えれば、80万円はそれほど高い金額ではないため、予算が潤沢な企業様は代理店を選ぶケースが多くあります。

一方、外部のプロ人材に業務委託契約で依頼する場合は、それほど予算がかけられない時にはもちろん、柔軟な契約方法にすることで細かい社内業務を任せることも可能です。例えば、会議のレポート作りや社内調整などを、企業様のメンバーと連携して進めることができます。

個人だからこそ一緒に運営している感覚を持ちやすく、企業様の事情に合わせて柔軟な対応ができると考えています。

アプリマーケティングのプロ人材の選び方


外部のプロ人材にアプリマーケティングを依頼したい場合は、これまでの実績やスキルが選抜の参考になります。

アプリの導入支援の場合はアプリの立ち上げ実績があればベストですが、マストではありません。Webサイトの設計経験さえあればアプリの相談は可能だと思います。

すでに運用しているアプリのマーケティングを任せたい場合は、アプリのユーザー数を確認しておくといいでしょう。アプリマーケティングは、ユーザー数の規模によって取り組むべき施策が異なります。自社アプリに近い規模感の経験があると、話を進めやすいと思います。

この記事を書いた人

mitsumori
西岡 日花李

1987年生まれ。神奈川県出身。大学在学中から取材執筆活動・テレビ番組制作を開始。大学院でジャーナリズムを専攻後、ミニコミ紙に入社し、社会・文化など幅広いジャンルのニュース・インタビュー記事を執筆する。現在は家事子育てとの両立のため、フリーとして活動。東北の地方都市で生活しながらも、リモートをフル活用しライティング業を継続中。