SNSマーケティングの成功事例5選!広告で顧客獲得に繋げた戦略まで大公開

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SNSマーケティングとは、InstagramやTwitterなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用して、ファンを獲得したり、企業の売上やビジネス拡大につなげるマーケティング活動のことです。

しかし、「SNSマーケティングをどの媒体で、どんな手法で行えばよいか」、具体的なイメージがつかないという方も少なくないと思います。

そこで本記事では、SNSマーケティングの概要から成功事例までわかりやすく解説します。成功事例は、キャリーミー、あるいは筆者の経営する会社での実績です。

まだあまり知られていない、SNS広告やSNSマーケティングで顧客獲得に繋げていく戦略も公開していきます。

ぜひSNSを活用したマーケティングを行う際にお役立てください。

SNSマーケティングとは


SNSマーケティングは、ソーシャルメディアプラットフォームを活用してビジネスの宣伝、顧客との関係構築、商品やサービスの販促などを行うマーケティング手法です。

SNSマーケティングを大きく分類すると主に4つの手法があります。

1. SNSアカウント運用
2. SNS広告運用
3. SNSキャンペーン
4. インフルエンサーマーケティング

それぞれの特徴について解説していきます。

1.1 SNSアカウント運用

SNSアカウント運用は、自社のSNSアカウント(例:Facebook、Twitter、Instagramなど)を運用し、コンテンツを定期的に投稿する活動です。
適切なコンテンツ戦略を立て、顧客の興味を引く投稿を行うことで、フォロワーの獲得やエンゲージメントの増加を図ります。
また、企業からの一方的な発信のみでなく、顧客との相互コミュニケーションやフィードバックの受け取りができるという点も重要な要素です。

企業がSNSアカウント運用によって実現できるメリットや施策は以下の4点です。

1. ブランドの知名度向上(自社コンテンツの露出機会が増える)
2. 顧客満足度の向上(顧客とのロイヤリティも構築できる)
3. 消費者行動の理解(新商品やサービスの改善や開発時に役立つ)
4. 効果測定と改善(効果の高い投稿や戦略を特定し、次の活動に反映)

4.の補足としては、SNSの分析ツールを利用し試行錯誤することによって、「どんな投稿がエンゲージメントが多い傾向にあるのか」や、反対に「どんな投稿だとユーザーからの反応が悪いのか」といった手応えが数値として見えてきます。

1.2 SNS広告運用

SNS広告運用は、ソーシャルメディア上で広告を配信するマーケティング手法です。
主要なSNSプラットフォームではターゲット広告や多様な広告フォーマットを提供しており、効果的な広告キャンペーンを展開することができます。
SNS広告運用では、広告を正確なターゲットに表示させ、ブランドの認知度向上やセールスの促進を目指します。

企業がSNS広告運用によって実現できるメリットや施策は以下の6点です。

1. 正確なターゲティングとリーチ拡大(特定のターゲット層に広告を表示できる)
2. 高いエンゲージメントと行動喚起(資料請求やお問い合わせフォームと連動可)
3. ツールを使った分析と効果測定(広告戦略やターゲティングの最適化が可能)
4. リアルタイムでのキャンペーン管理(広告の予算やクリエイティブを柔軟に調整)
5. 費用対効果の向上(低コストで配信可能でコスト管理も簡単、ROIの最大化に貢献)
6. 著名人画像の活用(著名人のバナー画像を広告配信してユーザーの反応率を高める)

6.を補足すると、著名人やインフルエンサーを起用した広告配信を行う場合、該当人物のファンなどから露出機会が増えるだけではなく、信頼性・権威性ののある情報源からの紹介(リファラル)として広告に好印象を与えることができます。

1.3 SNSキャンペーン

SNSキャンペーンは、特定の期間や参加条件に基づいてSNS上で実施されるマーケティング活動です。
キャンペーンの例としては、ユーザーからの投稿や参加を促すハッシュタグキャンペーン、クーポンやプレゼントの提供、フォロワーを対象とした抽選企画などがあります。
これらのキャンペーンを通じて、新規のエンゲージメント獲得やブランドロイヤリティの向上を図ります。

企業がSNSキャンペーンによって実現できるメリットや施策は以下の5点です。

1. エンゲージメントの向上(短期間で確実に多くの「いいね」やシェアを獲得できる)
2. ブランドの認知度向上(不特定多数によるライクや拡散の連鎖が生まれる)
3. ユーザー生成コンテンツの活用(企業の信頼性や説得力がユーザー経由で高まる)
4. ブランドロイヤリティの向上(”返報性の法則”で​​ブランドに対する忠誠心が向上)
5. インフルエンサーとのコラボ(インフルエンサーが抱えるフォロワーからの反応)

4.の補足として、キャンペーンに参加したユーザーは、ブランドに対する忠誠心を向上させる傾向があります。
「返報性の法則」という言葉があるように、特典やプレゼントの提供などで参加者に対するメリットを企業から先に与えることで、ユーザーからのブランドに対する愛着や忠誠心を深め、商品やサービスの長期的な利用を促進することができます。

1.4 インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングは、SNSで影響力のある人物と提携し、主に彼らのフォロワーに対してサービスや商品などを紹介する手法です。
インフルエンサーのフォロワーに対する信頼と影響力を活用し、商品やサービスの認知度や購買意欲を高めることができます。
インフルエンサーとのパートナーシップやスポンサーシップを通じて、特定のターゲット層に対して効果的なマーケティングを実現します。

企業がインフルエンサーマーケティングによって実現できるメリットや施策は以下の6点です。

1. 特定ターゲット層へのリーチ(インフルエンサーのフォロワーに直接発信可)
2. 信頼性と説得力の向上(インフルエンサーが持っている影響力を活用できる)
3. フォロワー層以外へのリーチ(WEB媒体に取り組みが取り上げられることも)
4. クリエイティブなコンテンツ活用(自身の個性やスタイルで企業情報を発信)
5. インフルエンサーの専門知識(独自のコメントでより有益な情報を提供できる)
6. 長期的なパートナーシップ(共同で商品開発やブランド立ち上げを行うなど)

2.と5.を補足すると、インフルエンサーは特定の分野や業界に詳しいことが多いです。フォロワーはそんなインフルエンサーに対して信頼感や尊敬の念を抱き、普段使っている商品やサービスにも興味を持っています。
そのため、自社商材や目的に合わせて相性が良いインフルエンサーを選定することが非常に重要になります。

SNSマーケティングで活用すべき代表的な5つの媒体


SNSマーケティングをいざ始めるとなった際にまず考えることは、「どのSNS媒体でマーケティングを行うか」ということです。
ここではSNSマーケティングで活用すべき代表的な媒体を5つ挙げ、その特徴や違いについてご紹介します。広告運用の観点からも解説しているので、SNS選定にぜひお役立てください。

2.1 Facebook

Facebookは世界で最も人気のある実名登録制のSNSです。
ユーザーは自身のプロフィールを作成し、他のユーザーと友達になることができます。

ユーザーのプロフィールには、タイムラインと呼ばれる投稿の一覧が表示されます。
ユーザーはテキスト、写真、動画などを投稿し、友達と共有することができ、他のユーザーの投稿に対してコメントや「いいね!」といった反応を示すことが可能です。

また、ユーザーは特定の興味や目的に基づいたグループに参加することができます。
グループ内では、メンバー同士の情報共有やディスカッション、イベントへの参加・招待など、さまざまな使い方があります。

SNSマーケティングや広告運用の観点では、以下のような特徴があります。

■ ターゲティングオプションの豊富さ(精度の高いターゲット設定が可能)
■ リターゲティング機能(関連する広告を過去のサイト訪問者に再度表示)
■ エンゲージメントの促進(「いいね」やシェア等のアクションを組み込める)
■ データ分析と効果測定(A/Bテストやピクセルトラッキングなどの機能)
■ 多様な広告フォーマット(画像や動画、カルーセルやコレクション広告)
■ モバイルファーストな広告環境(多くのユーザーがスマホを利用してる)

2.2 Twitter

Twitterはリアルタイムの情報共有とコミュニケーションに特化したSNSです。

Twitterでは、「ツイート」と呼ばれる140文字以内の短いメッセージを投稿することができます。
ユーザーのツイートは、自身のプロフィール上で閲覧できるタイムラインにリアルタイムで表示されます。
タイムラインでは、ユーザーがフォローしている他のユーザーのツイートも表示されるため、トレンド性の高いリアルタイムの情報共有が行われることが特徴です。

Twitterは短いメッセージの投稿とリアルタイムの情報共有に特化しており、ユーザー同士のコミュニケーションや対話を活発に行うことができるSNSです。
さらに、トレンドやハッシュタグを通じて、世界中の出来事や関心のあるトピックにアクセスすることができます。

SNSマーケティングや広告運用の観点では、以下のような特徴があります。

■ リアルタイム性(タイムリーなコンテンツやキャンペーンを展開)
■ ハッシュタグの活用(ハッシュタグを活用してキャンペーン宣伝)
■ エンゲージメント向上(リツートや返信の促し、CTAの組み込み)
■ ターゲティング設定(特定フォロワー層をターゲットとするのも可)
■ 不特定多数による拡散(拡散スピードも早く瞬時に広がりやすい)

2.3 Instagram

Instagramは、写真やビデオの共有に特化した全世界で幅広く利用されているSNSです。
そのため、美しい写真や魅力的なビジュアルコンテンツが特徴です。
ユーザーは自身のアカウントに写真やビデオをアップロードし、フィード上に表示させることができます。

また、Instagramはインフルエンサーマーケティングにおいても重要な役割を果たしています。
インフルエンサーは大規模なフォロワーを持つ人々であり、特定のブランドや商品を紹介したり、スポンサード投稿を行ったりすることで影響力を発揮します。

Instagramではインフルエンサーとそのフォロワーとの関係を活用し、商品やサービスのプロモーションが行われる場にもなっています。

SNSマーケティングや広告運用の観点では、以下のような特徴があります。

■ ビジュアル重視のSNS(魅力的なビジュアルを活用して視覚的に訴求)
■ 利用ユーザーの質(Twitterと比較して肯定的なコメント等が多い)
■ ターゲティング精度(Facebook広告と同様のプラットフォームを使用)
■ インスタグラマー起用(各ジャンルに数多くのインフルエンサーが存在)
■ ストーリーズ広告の利用(短期キャンペーンや限定情報を効果的に伝える)

2.4 YouTube

YouTubeは世界最大の動画共有プラットフォームで、国内外問わず、多くのユーザーが利用しています。

YouTubeでは、ユーザーは自身のユーザープロフィールを作成することができます。
プロフィールには、チャンネル名、アイコン、バナー画像、自己紹介などを表示することができ、ユーザーは自身のチャンネルを通じて動画をアップロードし、他のユーザーと共有することが可能です。

YouTube動画は、他のSNSやウェブサイトに埋め込むことができるため、ユーザーは気に入ったYouTubeの動画を簡単に共有することができます。
また、他のユーザーが自身の動画を共有することにより、クリエイターの知名度や視聴者数を増やすことも可能です。

SNSマーケティングや広告運用の観点では、以下のような特徴があります。

■ ビデオコンテンツの活用(動画では文字や画像よりも多くの情報を伝えられる)
■ ターゲティングオプションの幅広さ(特定チャンネルの関連動画枠に広告表示)
■ 多様な広告(インストリーム、スキップ不可、バンパー、ディスカバリー広告)
■ ユーザー参加型(プレミアム配信やライブ配信、スパチャやメンバーシップ等)
■ リーチ拡大の可能性(人気YouTuberとのコラボやプレイリストへの広告表示等)

2.5 LINE

LINEは、日本を中心に非常に人気のあるメッセンジャーアプリであり、SNSとしても利用されています。

ユーザー同士がテキストメッセージ、音声通話、ビデオ通話などの手段でコミュニケーションを取ることができるメッセンジャーアプリで、1対1の個別チャットや友達・家族とのグループチャットを通じて、リアルタイムでのコミュニケーションが可能です。

そして、一般のユーザーとは別に、企業や有名人などが公式アカウントを運営しています。
ユーザーはこれらの公式アカウントをフォローすることで、ニュース、イベント情報、特典などの情報を受け取ることができます。

SNSマーケティングや広告運用の観点では、以下のような特徴があります。

■ ユーザーターゲティング精度(LINE独自のデータやユーザー属性情報を利用可)
■ タイムライン広告(タイムライン広告は画像や動画、リンク等を盛り込み作成する)
■ クーポンや特典提供(有効期限つきのクーポンや会員ポイントの付与ができる)

SNSマーケティングで期待できる3つの効果


「SNSマーケティングに興味はあるけど、具体的にどんな効果が期待できるかイメージしづらい…」そんな方に向けて、ここではSNSマーケティングを通じて得られる3つの効果についてそれぞれ解説していきます。

4.1 効果①認知度拡大(ブランディング)

SNSマーケティングを通じて、ブランドの認知度を拡大することができます。
ブランドのロゴの露出、商品やサービスの紹介などを通じて、ブランドのイメージを構築し、ターゲットオーディエンスにブランドを浸透させることが期待できます。
また、定期的な投稿やコンテンツの共有により、ブランドの存在や価値を多くのユーザーに知ってもらうことも可能です。

SNSマーケティングによって認知度拡大(ブランディング)を図れる理由としては、以下のような要因が挙げられます。

■ 目立つ広告表示
SNSでは、ユーザーのタイムラインやフィードに広告が表示されます。
広告はユーザーが注目する場所に配置されるため、ブランドの存在感を高めることができます。
また、ユーザーはタイムラインをスクロールする際に広告を目にするため、ブランドや商品に対する認知度が比例して向上します。

■ 絶好の宣伝機会
SNSは多くのユーザーが利用するプラットフォームであり、一日に多くの時間をSNS上で過ごすことがあります。
そのため、広告は多くのユーザーに対して広く表示され、ブランドの露出度が高まります。
広告が頻繁に表示されることで、ユーザーは企業のサービスや商品についての情報を繰り返し目にすることができるため、とても効果的です。

■ ターゲット層へのリーチ
SNSでは、ユーザーのプロフィール情報や行動履歴を活用したターゲティングが可能です。
広告主は広告を特定のターゲット層に絞り込むことができるため、関心のあるユーザーに対してブランドや商品を効果的にアピールすることができます。
ターゲット層へのリーチが高まることで、ブランドの認知度が向上します。

■ ユーザーエンゲージメントの促進
SNSマーケティングでは、ユーザーとの相互作用を促すコンテンツやCTA(Call to Action)を活用することができます。
ユーザーが広告に対してコメントや「いいね」、シェアなどのアクションを行うことで、広告がユーザーのフォロワーへとさらに拡散される可能性が高まります。
これにより、ブランドの認知度が増加し、ユーザーエンゲージメントが向上します。

■ ブランドイメージの構築
SNSはブランドのストーリーテリングやビジュアル表現を効果的に伝えることができる場所です。
広告主はクリエイティブなコンテンツやビジュアルを活用し、ブランドの特徴やメッセージを魅力的に伝えることができます。
ユーザーはこれらのコンテンツを通じてブランドに対する好意的なイメージを形成し、ブランド認知度が高まります。

4.2 効果②リード獲得などのコンバージョン

SNSマーケティングは、リード獲得にも効果的な手段です。
興味を持ったユーザーがSNS上でコンテンツに触れ、興味を示すことで、リードの獲得が可能となります。
クリックできるリンクやCTAを活用した投稿・広告を通じて、ユーザーをウェブサイトやランディングページに誘導し、フォームの記入や会員登録、商品の購入などのコンバージョンを促すことができます。

SNSマーケティングを活用したリード獲得(コンバージョン)には、以下のようなメリットが存在します。

■ リードジェネレーションの促進
SNSプラットフォームでは、広告や投稿にリンクやCTAを組み込むことができます。
これにより、ユーザーはクリックやフォームの入力などのアクションを通じて、ブランドのサービスに関心を示すことができ、広告主はリード獲得を目的としたコンテンツやキャンペーンを展開し、ユーザーの情報を収集することができます。

■ フォーム提出や会員登録の増加
SNSマーケティングでは、ユーザーに対してフォームの提出やメール登録などのアクションを促すことができます。
広告や投稿に対して特典や無料コンテンツの提供、キャンペーンへの参加、メーリングリストへの登録などを誘導することで、ユーザーからのリードを獲得することが可能です。

■ コンバージョン率の向上
SNSでは、広告や投稿にピクセルトラッキングやタグの設置などを行うことで、ユーザーの行動やコンバージョンを追跡することができます。
これにより、広告の効果を評価し、コンバージョン率を向上させるための最適化を行うことができます。
例えば、商品購入やサービスへの申し込み、資料ダウンロードなどの具体的なコンバージョンを増やすことが期待できるでしょう。

■ マーケティングオートメーションの活用
SNSマーケティングでリードを獲得した場合、それを自動化したフォローアップやナーチャリングにつなげることができます。
マーケティングオートメーションツールを活用して、自動的にリードに対して適切なメールやメッセージを送信したり、パーソナライズされたコンテンツを提供することで、リードの質を向上させ、コンバージョンへの道筋を作ることが可能です。

■ SNS広告の効果的なリターゲティング
SNS広告では、ウェブサイトやアプリの訪問者をリターゲティングすることができます。
ウェブサイトに一度訪れたユーザーに対して、SNS広告を配信することで再度アプローチし、コンバージョンへの促進を図ることができます。
リターゲティングは興味を持っているユーザーに対して的確なメッセージを届けるため、コンバージョン率の向上につながることが期待されます。

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4.3 効果③UGC生成・SNSシェア

UGC(User-Generated Content)の生成は、SNSマーケティングにおける重要な要素です。
ユーザーが自身の経験や感想を投稿し、サービスや商品に対する関心や愛着を表現することで、UGCが生成されます。
UGCは他のユーザーとの共有や拡散が促されるため、ブランドの露出範囲や認知度の向上につながります。
また、UGCは信頼性や説得力が高く、他のユーザーにとって有益な情報源となるため、SNS上での拡散も大いに期待できます。

SNSマーケティングにおいて、UGC生成に関して具体的に期待できる効果は以下の通りです。

■ ユーザー参加の促進
SNSマーケティングでは、ユーザーが企業のサービスや商品を実際に試し、自らコンテンツを作ることを促すことができます。
例えば、ユーザーからの投稿やコメント、レビュー、評価などを集め、企業アカウントとのコミュニケーションや交流を活発化させることができます。
ユーザーの参加を促すことで、UGCが生成され、ブランドの認知度や関与度を高めることが期待できます。

■ UGCの拡散とシェア
SNSは情報の拡散がとても簡単にできるプラットフォームです。
ユーザーがUGCをSNS上に投稿すると、その情報は他のユーザーと共有され、様々なシーンで拡散される可能性があります。
ユーザーが企業コンテンツについてポジティブな意見や体験を共有することで、UGCの拡散効果が期待でき、他のユーザーがそれを見て関心を持ち、さらに拡散することで、ブランドへの認知度や信頼度が高まります。

■ コンテンツの多様性と信頼性
UGCは多様なコンテンツ形式で作られます。
ユーザーはテキスト、写真、動画、レビュー、体験談などさまざまな形式のコンテンツを共有します。
この多様性は、他のユーザーに対してブランドや製品の魅力や信頼性を訴求するための貴重な情報源となります。
UGCは一般のユーザーが生成するため、ブランドメッセージよりも信頼性が高まり、他のユーザーにとって参考になる情報となりえるでしょう。

■ 参加型キャンペーンの推進
SNSマーケティングでは、UGC生成を促進するための参加型キャンペーンを展開することができます。
ユーザーに対して特定のテーマやハッシュタグに基づいたコンテンツを作成するよう促し、投稿やシェアが行われることで、UGCを通じてユーザーとの関係を構築し、企業ブランドへの忠誠度を高めることができます。

これらの効果は、ブランドの知名度向上や顧客ロイヤリティの向上に貢献し、マーケティング戦略の成功につながります。

SNSマーケティングと自然検索流入との違い

「SNSマーケティング」と「SEOマーケティング」を両方とも聞いたことはあるけど、明確にその違いを説明することができない、という方は多いかと思います。

SNSマーケティングと自然検索流入は、WEBマーケティングの中でも異なるアプローチと特徴を持っています。

ここではそれぞれの特徴と違いを解説します。

SNSマーケティングの特徴

SNSマーケティングは、ソーシャルメディアプラットフォームを活用してブランドやビジネスの宣伝、顧客との関係構築、商品やサービスの販促を行う手法です。

特徴①ターゲットの正確性
SNSマーケティングでは、プラットフォームが提供するユーザーの属性情報や行動データを活用して、ターゲットを絞り込むことができます。
広告ターゲティングやコンテンツの配信によって、特定のユーザーセグメントにアプローチできるため、効果が現れやすいです。

特徴②ユーザーエンゲージメント
SNSはユーザー同士のコミュニケーションやエンゲージメントが盛んなプラットフォームです。
SNSマーケティングでは、ユーザーとの対話や相互作用を促進し、ブランドとの関係構築を図ります。
コメントへの返信や投稿への「いいね」など、ユーザーとインタラクティブにコミュニケーションを取れることが特徴です。

特徴③短期間でのバイラル効果
SNS上での情報やコンテンツは、ユーザー同士でのシェアといった拡散がとても容易です。
SNSマーケティングでは、ユーザーが情報を拡散する力を活用し、ブランドの認知度向上や広がりを短期間で狙うことができます。

自然検索流入の特徴

自然検索流入は、検索エンジン経由でのオーガニック(有料広告=リスティング広告ではない)な流入です。
検索エンジンに関連したキーワードで検索を行ったユーザーが、検索結果の中からウェブサイトにアクセスすることで流入します。

特徴①長期的なSEO効果
自然検索流入は、ウェブサイトのコンテンツやSEO(検索エンジン最適化)対策によって成り立ちます。
検索エンジンによってウェブサイトの品質や関連性が評価され、検索結果の順位が決まる世界です。
自然検索流入は広告などとは違い、即効性はないものの、一度上位表示されると長期的な効果を持つことが一つの特徴と言えます。

特徴②情報検索志向
自然検索流入は、ユーザーが特定の情報や答えを求めて検索を行う場合に成立します。
ユーザーは特定のキーワードやフレーズで検索を行い、関連性の高いコンテンツを見つけようとするので、自然検索流入では、ユーザーの情報検索志向に応えることを目指していくことが重要です。
具体的には「検索ユーザーが抱えている疑問に対して先回りして回答」したり、「悩んでいる課題を根本的に解決できる方法を提案する」コンテンツが求められるでしょう。

特徴③ロングテールキーワード
ロングテールキーワードとは、3つ以上の言葉からなる複合キーワードのことを指します。
例えば、「東京 おすすめ レストランランキング」のようなキーワードです。
ユーザーは自身のニーズを満たしたり、疑問を解消するために、具体的なキーワードで検索します。

自然検索では、このロングテールキーワードが非常に重要です。

なぜなら、ロングテールのキーワードを選ぶことで検索ボリュームは低くなりますが、競合も比較的少ないため、上位表示しやすいからです。

また、ユーザーの検索ニーズも顕在化しているため、仮に上位表示できた際に、ユーザーの行動喚起に繋げやすいという点も挙げられます。

そのため、ユーザーのニーズに沿って、ロングテールキーワードに対応したコンテンツを提供することで、特定の検索ユーザーを引きつけることができます。

SNSマーケティングと自然検索流入は、それぞれ異なる特徴を持ちます。
企業は、両方の手法を組み合わせることでオンラインでの存在感を強めることができます。
目的や戦略に合わせて、適切な手法を取るようにしましょう。

SNSマーケティングの購買行動モデル(ULSSAS)

SNS時代の購買行動モデルとしてULSSAS(ウルサス)と呼ばれるモデルがあります。
ULSSASは、以下6つの要素から構成されています。

「UGC(User-Generated Content)」ユーザー投稿コンテンツ
「Like」いいね
「Search 1」SNS検索
「Search 2」WEB検索
「Action」購買・来店
「Spread」拡散

SNSが普及した現代特有のユーザー行動を活かし、費用対効果の優れたマーケティングを行なっていくためにも必ず押さえておいた方が良いでしょう。

それぞれの要素について解説していきます。

UGC:User-Generated Content(ユーザー投稿コンテンツ)

ULSSASの起点となるUGC(User-Generated Content)とは、ユーザーが作成したコンテンツのことを指します。
ユーザーが商品やサービスに関するレビューや写真、ビデオなどを投稿することで、他のユーザーに情報が提供されます。

UGCが生成されることで期待できるメリットは、企業の商品やサービスに対する認知、信頼性や評判が企業経由ではなくユーザー経由で伝わることです。
UGCによってULSSASモデルは自然と循環し始め、「売れ続ける仕組み」が成立します。

また近年、UGCはLP内のクリエイティブ素材や、利用者の声として活用されるケースが増えており、広告コンテンツとしての利用価値も非常に高まっています。

Like(いいね)

Likeは、ユーザーが他のユーザーのコンテンツに対して「いいね」や「高評価」を押す行動を指します。
「いいね」は、コンテンツの人気や評価を示す指標の一つです。
また、SNSの仕様として、「いいね」を多く集めている投稿ほど多くの人の目に触れやすくなるようになっています。

具体的には、1. 投稿に「いいね」を押す→2「いいね」を押したアカウントのフォロワーにその投稿が表示される→ 3. 1.と2.が様々なユーザーによって繰り返されるようなイメージです。

そのため、UGCは特定のユーザーの目に留まるだけでなく、多くのユーザーに対して拡散される可能性を秘めています。

Search 1(SNS検索)

Search 1は、ユーザーが気になる商品やサービスに関する情報を検索する行動を指します。
この際の検索媒体は「SNS」です。

現在では、多くのユーザーがSNSで主体的に情報を発信したり、他者の投稿を閲覧するだけではなく、「情報を集めるツール」としても普段から利用しています。

ユーザーは特定の製品やサービスについての情報を得るために、SNS上での検索機能やハッシュタグなどを利用して検索する傾向にあります。

公式に発信されている情報はもちろんのこと、実際に利用した人の投稿を見ることで、リアルな評判が分かるので、ユーザーはそれらの情報を購買の意思決定に活用できます。

Search 2(ブラウザ検索/検索エンジン)

Search 2は、ユーザーが購入する前に追加の情報や評価をさらに検索する行動を指します。
今度はSNSではなく、Google ChromeやSafariなどのブラウザ、またはGoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用して調べます。

ユーザーは製品のレビューや評価、価格比較などをより詳しく調べるために検索し、購入の決断の後押しとなる情報を得ることで最終的な意思決定を下します。

Action(購買や来店)

Actionは、ユーザーが実際に商品を購入したり、お店に来店する行動を指します。
SNS上およびWeb検索での情報や評判に基づいて、ユーザーが自身で調べた商品やお店を選び、実際に行動に移すステップです。

Spread(拡散)

Spreadは、ユーザーが購入した商品や来店したお店についての情報をSNS上で拡散する行動を指します。
ユーザーが満足度の高かった商品やサービスについて投稿したり、他のユーザーとの情報共有を行ったりします。
これにより、他のユーザーに企業の商材が広がり、ユーザー層の拡大に繋がります。

以上がULSSASの6つの要素「UGC」「Like」「Search 1」「Search 2」「Action」「Spread」です。

従来のマーケティングファネルは、
「認知」「興味」「検討」「購買」
の順に顧客が絞られていく「逆三角形」型でした。

一方で、ULSSASのモデルは循環する「円形」です。
顧客がSpread(拡散)したSNS投稿は、UGCとして新たな認知から購買、拡散までの循環を生み出し、次々にULSSASの循環が増えていきます。

そのため、従来のように広告費をかけずとも、ユーザーの力を活用して、認知を拡大し、売れ続ける仕組み作りができるのがULSSASの最大の強みです。

企業によるSNSマーケティングの成功事例5選

いよいよ最後に、この記事の本題である「SNSマーケティングの成功事例」を5つご紹介していきます。自社の目的や戦略と照らし合わせ、「どの施策をどの媒体で行っていくのか」を検討するのにぜひお役立てください。

【SNSアカウント運用/Instagram】 4ヶ月で年間KPIを達成


国際環境NGOであるグリーンピース・ジャパンは、「地球の恵みを、100年先の子どもたちに届ける」というミッションのもと、プラスチック汚染や気候変動などの地球環境保護に取り組んでいます。
同団体は、社内におけるマーケティング領域の人材不足と、スキルマッチする人材を採用できないという課題を抱えていました。そこで、2020年からキャリーミーを通じてSNSのプロ人材をアサインした結果、次のような成果を得ています。

■ フォロワー4.5倍、投稿保存13倍。著名人のシェアが増え拡散力アップ
■ 4ヶ月で年間インスタグラムフォロワーKPIを達成
■ SNSのプロの分析力と、分析結果を行動に繋げる姿勢がチームに好影響

プロ人材は、週次のミーティングやSlackで連携し、投稿のスケジュール管理や制作などを担当。
また、月に1回の分析ミーティングにも参加し、ソーシャルメディアの分析とレポート作成も行っています。

同団体は、プロ人材に個別のKPIを提示するのではなく、チームとしての成長と短期プロジェクトごとのKPIを設定しています。特にSNSの成長に注力し、Instagramのフォロワー数の成長に力を入れた結果、Instagramのフォロワー数のKPIを4ヶ月で達成。
さらに、データ分析の結果を行動に落とし込む姿勢や、テキパキとした行動力も評価されています。

初期段階からキャリーミーのようなエージェントに相談し、スキルマッチしたSNSプロ人材を迅速にアサインできたことで、短期間で大きな成果を獲得できました。

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【SNSキャンペーン/Twitter】昨対比でUGC数が約20倍増


こちらは筆者が現在運営しているメディアでの、SNSキャンペーン事例となります。
FLIES EATはグルメに特化した総合WEBメディアで、月間最大70万ユーザーの運営サイトをはじめ、約3.8万人のフォロワーがいるInstagram、月間平均約20万再生のYouTubeチャンネルなどで情報発信しています*。
※執筆時点での実績

ここでは、Twitterで飲食店事業者様と実施した、SNSキャンペーンの成功事例をご紹介します。

当時の課題としては主に以下2つあり、この課題を解決するために、飲食店への無料招待企画を実施することになりました。

■ 店舗名を新しく変えたため一気に認知を広げたい
■ 閑散期の夏に向けて真新しい集客施策を行いたい

キャンペーン概要は実際のツイートをご覧ください。

結果的には、1つのキャンペーンで以下のような成果を出しています。

■ RT数約8500、いいね数7500、インプレッション約60万
■ コラボ先企業アカウントのフォロワー数計8000増
■ 企画参加者対象のクーポン発行で予約来店客数大幅UP
■ TwitterでのUGC数が昨対比20倍以上増

キャンペーンの企画内容自体がとても豪華だったということもあり、当初想定していたよりも約2倍以上の反響(RTやいいね、リーチ数)を獲得することができました。

実は当時、こちらの飲食店事業者様では、店舗名を新たに変えたばかりで、まさに新しいロゴ画像が完成したその当日にSNSキャンペーンを実施したという裏話があります。

まだ新しい店舗名とロゴ画像が全く浸透していない中で、ものの1週間という短期間でリツイート8500・いいね数が7500を上回り、約60万のインプレッションを達成したことは、時間対効果が非常に優れていると言えます。

一方で、実店舗を運営している飲食店事業者様にとっては、いくら新規の認知を取ろうが実際に新規の来店者が増えない限り、ビジネスとしては成り立ちません。

そのため、2つめの課題である「閑散期に向けた集客施策」を別に打ち出す必要がありました。

そこで行った施策が、抽選で当たった方を東京にある実店舗の飲食店に無料ご招待するキャンペーンです。このキャンペーンでは抽選に外れてしまった方にも「割引クーポン」を発行。

「多くの企画参加者は当選したら実際に足を運んで来店することができる」という仮説のもと、抽選に外れた方にも参加特典を提供することで、「落選者にも強い来店動機を与えられるのでは?」と考えたのです。

最終的に、昨対比よりも大幅に来店客数が増え、当選者からのSNSシェア数も大きく伸び、TwitterでのUGC数が昨対比20倍増という成果を出すことができました。

【インフルエンサーマーケティング】前年比でUGC数が100倍以上増


引用:インフルエンサー留学プログラム

こちらは筆者が過去に運営していた留学代理店事業*での、インフルエンサーマーケティング施策となります。
*当事業は他社様に売却しており、現在筆者は何の関与もありません。

2019年1月に、インフルエンサーの方々に通常より安く、もしくは無料で留学をしてもらい、その代わりに留学の様子などをSNS上で投稿していただくといった「インフルエンサー留学プラグラム」を始めました。

私が知っている限りでは、当時日本にある留学代理店の中でインフルエンサー留学を行う事業者はなく、全国初の試みではないかと思います。

今では人気YouTuberとして知られる「中町綾」をはじめ、約1年間で十数名のインフルエンサーの方が実際に留学プログラムに参加しました。

採用したインフルエンサー例
■ エイベックス所属の人気急上昇中モデル(約75万総フォロワー)
■ 総SNSフォロワー30万人越えの女性インフルエンサー
■ バチェロレッテ出演の元ミスコン男子大学生
■ 英語学習ジャンルのインフルエンサーカップルなど

結果的にこのような成果を挙げることができました。

■ TwitterとInstagramのUGC数が前年比100倍以上増
■ 前年比で運営サイトのUU数114%、PV数約119%増
■ 昨年比の売り上げが前年比より200%以上アップ

実際に留学をしたインフルエンサーと、そのフォロワー層の方々がターゲットオーディエンスに近かったことが功を奏したと思います。その多くは大学生が中心で、当時運営していた留学代理店事業のメイン顧客もその層と重なっていました。

また、インフルエンサー独自の紹介コンテンツがとても魅力的であったことと、様々なタイプのインフルエンサーを採用したことにより、UGCの質と量を同時に担保できたことも大きな成功の要因でした。

実際のインフルエンサーによる投稿は下記の通りです。

インフルエンサー留学を考案するにあたって、工夫をしたポイントは2つあります。

1. インフルエンサーにお友だち紹介の特典として別途インセンティブを用意
2. インフルエンサーの種類を①ナノ②マイクロ③プロの3つに分類して採用

以上のような施策に加えて、外部環境として、当時はこのようなインフルエンサー留学を提供している競合他社が存在しなかったことも成功した要因と振り返っています。

【Facebook広告/YouTube広告】リード獲得単価3万円台で100件以上


企業とプロ人材のマッチングサービスを展開する「キャリーミー」でのリード獲得の施策となります。

キャリーミーではプロ人材はSEOを中心に1万人以上の登録者を集めながら、企業側のリード獲得はFacebook広告やYouTube広告などSNS広告を中心に運用しています。

チーム体制としては、大手人材派遣会社やサイバーエージェントのクライアント案件など複数の実績を持つ広告運用のプロ人材とデザイナーでチーム化し、内製化を実現しました。

具体的には、このような成果を挙げています。

■ 方針・予算に沿って、クリエイティブ制作・ABテストなど高速でPDCAを回し、4ヶ月でCPAを4割下げながら、リード数3倍以上
■ CPA3万円台で月100件以上のリード獲得
■ 動画広告のクリエイティブを見直し、リード獲得数15倍、CPA1/10に

キャリーミーではアンバサダーである本田圭佑氏の動画やバナーを多く使用しています。ブランディングを重視した構成の動画広告では、本田氏効果でインプレッションは増えるものの、コンバージョンしないという課題がありました。
そこで本田氏を冒頭と最後に登場させ、サービスをわかりやすく伝える構成へ変更させることで、リード獲得数15倍、CPAが1/10まで抑えられ、ブランディングとリード獲得を同時に実現することができました。
またバナーのABテストを高速で運用する体制を構築できたことがCPA改善の大きなポイントとなりました。

【広告運用/LINE】新規顧客の獲得数が累計3万人増加


引用:新規獲得、決めの一手!導入後、3万人の新規顧客を獲得したベースフードのLINE広告活用

ベースフード株式会社は、完全栄養食「BASE FOOD」を販売しています。特に人気のある「BASE BREAD」という完全栄養食のパンの新規顧客獲得のため、同社はLINE広告を活用。
具体的な施策としては、LINE広告の配信機能を使用して、若年層から65歳以上の女性までに幅広くターゲットを絞り込んでいます。

ベースフードはLINE広告の運用において、ターゲティングのために入札やクリエイティブを使い分けています。

さらに、ターゲットごとに間接LP(ランディングページ)を制作し、ユーザーの課題に応じてBASE BREADの魅力を伝えるような広告を設計しているようです。

結果的にLINE広告の導入後、新規顧客の獲得数は累計で3万人増加。

また、LINE広告は他の媒体に比べてコンバージョンユーザーの初回接触数が高いことがわかりました。

同社は、若年層に偏っている傾向のある他のSNS媒体と比べて、LINE広告は幅広い年代のユーザーに広告を届けることができると期待を寄せており、今後もLINE広告のリーチ力とターゲティングを活用した新たな市場開拓に意欲を見せています。

SNSマーケティングが得意なプロ人材が多数在籍するキャリミー

以上、いかがでしたでしょうか?
今回はSNSマーケティングの基本的な知識や効果、実際の成功事例を5つ紹介し、広告で顧客獲得に繋げた戦略まで解説してきました。

今後SNSマーケティングを始めようと考えている企業やマーケティング担当者の方は、ぜひ本記事を参考にしてもらえると幸いです。

また、キャリーミーにはSNSマーケティングが得意なプロ人材が多数在籍しています。SNSの知見がほしい、実際にSNS運用を依頼したいなどのご相談があれば、無料相談をご活用ください!

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この記事を書いた人

mitsumori
加来 涼太

3度の事業立ち上げを経験し、これまで2度事業売却した連続起業家。 フリーのプロ人材としても、数社で活躍する現役のWEBマーケター。


2014年、高校3年時にフィリピン留学したことを機に、大学在学中に留学代理店事業を立ち上げ学生起業を経験。WEBマーケティングを独学と実践で学び、WEB経由での集客活動を仕組み化し、同事業を約4年間運営した後に事業売却。新卒後は、海外にある日系ITスタートアップの新規事業プロジェクトに約半年間参画。


2019年、自社ITサービスの開発・WEBメディアの運営事業等を行う株式会社ツーベイスを創業。サイトM&Aプラットフォームサービスの運営開始から約1年後に、自身2度目の事業売却を行う。1年間の運営期間で審査した対象サイトは約200件に及ぶ。現在は、月間最大100万PV越えのWEBメディアを運営したり、留学関連の新規事業立ち上げに従事。過去に立ち上げた累計のサイト数は10を超える。


2023年、自身の会社を経営しながら、これまでの経験を活かし、フリーのSEOディレクター等としても数社で活動している。主な実績:約1年間/週1程度の稼働で、事業会社が運営するサイトへのオーガニックトラフィック数を月間約20万増やし、昨対比で約200%増を達成。同サイトの月間トラフィック価値30,000$以上の向上も実現。

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