複数のプロ人材を活用し、オンラインスクールの会員数増加。課題だった潜在顧客の獲得に成功
2025/5/13
成長企業のプロ人材活用を学べ!
今すぐ取り入れたい実践的な事例集
人材不足の解決策はこれ!
株式会社ファームボンド(クロスケア)様は投資教育事業を中心に、不動産事業やスポーツ振興活動を展開しています。
同社ではオンラインスクール形式の投資教育事業を成長させていくうえで、潜在顧客層の拡大を課題と考えていました。そこでキャリーミーのプロ人材をアサインし、潜在顧客を獲得するためのマーケティング施策を展開、会員数の増加を加速させています。
すでに複数のプロ人材を活用しながら事業を発展されている代表取締役社長の根本卓様とマーケティング事業部長の寺岡智子様に、株式会社Piece to Peaceの大澤亮代表取締役がキャリーミーを利用したきっかけや評価、またプロ人材を利用するうえで心がけているポイントをお聞きしました。
課 題
- 潜在顧客を獲得できていなかった
- マーケティングの工数が不足していた
- 最適な人材が見つからなかった
成 果
- 潜在顧客の獲得が可能になった
- マーケティング戦略の高度化に成功した
- 既存事業で過去最高の売上を記録した
「えっ、こんなにハイレベルな方が」キャリーミーのプロ人材と初面談して新鮮な驚き
大澤 事業内容をご紹介いただけますか。
根本様 株式会社ファームボンドは投資教育事業を展開しており、株式投資の手法をオンラインスクール形式でご提供しています。
株式投資の手法には、企業の指標を分析し値動きを予測するファンダメンタルズと、株価の上下をもとにデータ分析し予測するテクニカルがあります。当社ではテクニカルを中心に月額制のサブスクリプションサービスを展開しており、数千名の会員様にご登録いただいています。
大澤 キャリーミーをお知りになったきっかけと、当時の課題感を教えてください。
根本様 約1年前、ファームボンドの投資教育事業を拡大させていくにあたり、潜在層の取り込みを課題と考えていました。広告を活用した利用者の獲得では顕在層が中心になってしまうため、より広いターゲットをカバーできる施策が不可欠でしたが、当社は少人数のため手が回らなかったのが正直なところだったんです。
また、自社採用も検討しましたがスキル・カルチャーにマッチする人材がなかなか見つからなかった上に、選考にかかる手間が煩雑なのもハードルになっていました。
そんな時、大澤社長の著書「『プロ』に外注 売上最大化、リスク最小化の新常識」を読み、「これはいいな。ぜひ利用してみたい」と考えたのがキャリーミーさんを知ったきっかけでした。
大澤 ありがとうございます。書籍を読んで、どのようなご感想をお持ちになりましたか。
根本様 業務委託を数多く活用している企業と以前から面識があったため、外部人材への興味は持っていたんです。でも、最適な人材を選ぶための手間がかかるんじゃないか、クオリティは担保されているのだろうかなどわかりにくかったため、ためらっていました。
大澤社長の著書を拝読して、スキルをお持ちの優秀なプロ人材による高いクオリティを期待できるのなら、ぜひ使ってみたいと感じたのが率直な印象でした。
とは言え、正直に申し上げると、プロ人材と言っても業界である程度の経験があります、というレベル感かな、と最初は思っていたんです。しかし、いい意味で裏切られましたね。「えっ、こんなにレベルの高い方に支援していただけるんだ」と新鮮な驚きがありました。
課題だった潜在顧客の獲得マーケティングをキャリーミーが支援、現在は複数のプロ人材を活用し事業展開
大澤 プロ人材にはどんな課題解決を依頼されましたか。
根本様 ファームボンドにとっての大きな課題だった、潜在層を獲得していくという大目標の解決を依頼しました。
私の中で「このように進めていこう」という一定のイメージは持っていましたが、プロ人材がご経験からの知見や各種の数値、それに市場の動向などさまざまな視点から施策を具体化してくださいました。
多角的な切り口で分析・検証しながらプロジェクトを進めていただけたので、安心してお任せできています。
当社の事業全体を理解していただいた上で専門家として細部の判断をしてもらえるのは本当にありがたいです。
さらに施策のご提案まで行っていただいており、現在ではメールや動画などマルチチャネルを活用してコンバージョンを見ながら成果を向上させています。
大澤 ファームボンド様では複数のプロ人材をご活用いただいていますが、評価はいかがでしょうか。
寺岡様 スキルが高くてもカルチャーがマッチしない場合もないわけではありません。でも、キャリーミーさんにご紹介いただいたプロ人材の多くは、ファームボンドにとって欠かせない存在になっています。
最初にご契約したマーケティングのプロ人材は、当初の枠を超えて「ここも」「ここも」とお願いする領域が増えています(笑)。また、別のプロ人材の方には利用者獲得プロセスの分析において仮説検証を繰り返しながら手法をブラッシュアップしていただいており、頼りになる存在です。
ほかにも、施策を進める上で社内の工数やスキル不足を補いつつ、上流工程に関するアドバイスをしていただけるなど、感謝しています。
根本様 実験的な施策のトライアンドエラーをお願いしているプロ人材もいらっしゃいます。その方がいなかったら取り組めなかった新規事業ですし、社内で進める場合には既存事業を一部犠牲にする必要がありました。
しかし、プロ人材の参画で既存事業への影響もなかったばかりか、過去最高の売上を記録しています。最近では、プロ人材側からご提案いただき家庭カルテの診断アプリを制作したケースもあります。
当社のコア事業である投資と密接に関係するお金について、多くの方が漠然と抱えている不安に対して、あなたは現在こういう状態です、世間とのズレはこれだけあります—そうしたギャップを提示したうえで、埋め方を診断するコンテンツです。
当社ではプロ人材の方々に多方面でお世話になっており、もはや欠かせない役割を担っていただいています。
キャリーミーは事業成長に必要不可欠な存在、大澤社長の著書に出会えて本当に良かった
大澤 プロ人材を活用するためには、どんな点を心がけるべきでしょうか。
根本様 企業の人的リソースを考えるうえでは、「社員」「外注ベンダー」「プロ人材」それぞれの特色を理解して使い分けるのが大切だと考えています。会社にとって財産となるべき案件を育て、未来を作っていくためのポジションは社員が担当すべきです。
いっぽう、育成の時間をかけずに今すぐ開始すべき作業には、即戦力として利用できる外注ベンダーの力を借りるとよいですね。ただし、外注ベンダーの場合には社内でディレクションを行う必要がありますので、あくまで作業を行っていただくためのリソースとして利用しています。
プロ人材は、社員を採用・育成する時間をショートカットして、目の前に現れる即戦力のハイレベル人材というイメージです。ディレクションはもちろん、上流から考えて壁打ちしながら一緒に成果を出してくださる並走型が特長だと思います。
自律的に動いていただき、プロジェクトを上流からお任せできるため、ファームボンドにとってなくてはならない存在になっています。
大澤 プロ人材と社員の方が衝突するのではないかと懸念される企業もあります。ファームボンド様では問題は生じませんでしたか。
根本様 まったくなかったですね。おそらく、摩擦が生じる企業では、スキルの高いプロ人材の参加で社員が危機感を抱いてしまうのが原因ではないでしょうか。
当社の場合、むしろプロ人材の力を使って自分たちにレバレッジをかけようよ、と言っています。高いスキルや深い知見を吸収できるチャンスですから。
社員がその点を理解してくれているので、ネガティブなことは一切起きていないですね
大澤 最後に、キャリーミーへ一言お願いします。
根本様 ファームボンドではオンラインの投資教育事業を展開していますので、とくにマーケティングの成否が会社の成長に大きく影響します。キャリーミーさんのマーケティングに精通したプロ人材の方々には大変お世話になっており、当社の成長にとって今後も必要不可欠な存在だと心から思っています。
大澤社長の著書との出会いに感謝ですね(笑)。本当に、この本を知ってよかった。どうぞ、今後ともご支援をよろしくお願いいたします。
大澤 ありがとうございます。こちらこそ、何卒よろしくお願い申し上げます。
※取材時の部署・役職・氏名を記載しています。
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この記事を書いた人

- 垣本陸
早稲田大学法学部卒業後、大手通信会社の販促・宣伝・広報部門で7年間マーケティングとブランディング業務に従事。ITベンチャー企業に創業から参画し、約15年間取締役として人事・採用部門を統括。
退職後、マーケティング・ブランディング・リクルーティングの専門家として上場企業からベンチャー企業まで幅広く採用ブランディング・採用広報を支援している。また採用広報プラットフォームであるWantedly「HirinGeek」にて記事執筆や編集も担当している。