
ノーインデックス(noindex)とは?意味・設定方法・canonicalとの違いをSEO観点で完全解説
2026/5/18

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この記事の構成
- 1.ノーインデックス(noindex)とは
- 2.インデックスとは何か(前提知識)
- 3.noindexを設定するメリット・SEO効果
- 4.noindexの3つの設定方法
- 5.WordPressでのnoindex設定
- 6.noindexを設定すべきページ・すべきでないページ
- 7.canonical/nofollow/robots.txtとの違い
- 8.設定後の確認方法(SearchConsole)
- 9.noindexの解除手順
- 10.ありがちな事故と回避策
- 11.まとめ:チェックリスト
目次
1.ノーインデックス(noindex)とは
noindex(ノーインデックス)とは、Googleなどの検索エンジンに対して『このページを検索結果に表示しないでほしい』と指示するためのタグ(ディレクティブ)です。HTMLの<head>内にmetarobotsタグとして記述するか、HTTPレスポンスヘッダにX-Robots-Tagとして付与する2通りの方法で実装します。
noindexが設定されたページは、ユーザーがURLを直接入力すれば普通にアクセスできますが、Google検索の結果一覧には表示されません。『公開はしているが、検索からは見つけてほしくない』という、特定の用途に向けた制御手段です。
もっとも基本的な記述例は次の通りです。
<metaname=”robots”content=”noindex”/>
nameをrobotsとした場合は、すべての検索エンジンに対する指示になります。Google向けに限定したい場合はname=”googlebot”、Bing向けにはname=”bingbot”のようにbot単位で指定することも可能です。

図解:noindexは検索結果に登録しない指示
2.インデックスとは何か(前提知識)
noindexを正しく扱うには、検索エンジンの仕組みを少しだけ理解しておくと安心です。Googleの検索結果に表示されるまでには、大きく『クロール』『インデックス』『ランキング』という3つのフェーズがあります。
- クロール:Googlebotがリンクを辿りながらWebページを発見・読み込みする
- インデックス:読み込んだページの内容をGoogleのデータベースに登録する
- ランキング:ユーザーの検索クエリに合わせて、登録済みページから最適なものを並べる
noindexタグは、このうち『インデックス』を拒否する指示です。クロール(読み込み)自体は許可しつつ、データベース登録だけを止めるイメージです。後述するrobots.txtの『Disallow』はクロール自体を止める指示で、似ているようで挙動が大きく異なるため混同しないよう注意が必要です。
3.noindexを設定するメリット・SEO効果
noindexは『順位を上げる』ためのタグではなく、『不要なページを検索結果から外す』ための整理用タグです。Googleが評価するのは『サイト全体の品質』であるため、低品質ページや重複ページが大量にインデックスされている状態は、サイト全体の評価を引き下げる要因になります。
noindex運用で得られる主な効果
- サイト全体の品質スコアを引き上げ、本命ページの順位を改善する
- 検索結果に意図しないページが表示されるのを防ぐ(ブランドセーフティ)
- クロールバジェットを重要なページに集中させ、新規ページのインデックスを早める
- 重複コンテンツ判定によるマイナス評価を回避する
- 公開はしたいが検索流入は不要な情報(社内向け資料など)を制御できる
特に大規模サイトや、検索やフィルター機能でURLが大量生成されるサイトでは、noindexの整備有無が検索パフォーマンスに直結します。コーポレートサイトのような小規模サイトでも、利用規約の旧バージョンページなど、noindex対象は意外と存在します。
4.noindexの3つの設定方法
方法1:metarobotsタグ(HTML)
もっとも一般的な方法です。各ページの<head>内に1行追加するだけで完了します。
<head><metaname=”robots”content=”noindex”/></head>
nofollow(リンク評価を渡さない)も同時に指定したい場合は、カンマ区切りで記述します。
<metaname=”robots”content=”noindex,nofollow”/>
方法2:X-Robots-Tag(HTTPヘッダ)
PDF、画像、動画、CSV、JSONなどHTML以外のファイルにnoindexを設定したい場合は、サーバから返すHTTPヘッダにX-Robots-Tagを付与します。
X-Robots-Tag:noindex
Apacheの.htaccessやNginxの設定ファイル、CDNのエッジルールで付与する形が一般的です。CMSのGUIからは設定できないことが多いため、インフラ担当者との連携が必要になります。
方法3:CMSの設定画面(WordPress等)
WordPressやヘッドレスCMSの場合、SEOプラグインや管理画面の設定で、ページ単位・カテゴリ単位でnoindexをチェックボックスから指定できます。HTMLを直接触らずに済むため、運用担当者にとって最も実用的な方法です。
5.WordPressでのnoindex設定
WordPress標準機能
『設定』→『表示設定』にある『検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする』にチェックを入れると、サイト全体にnoindexが付与されます。ただしこれは開発中のみ使う設定で、公開後にチェックを外し誤る事故が多発するため要注意です。公開時はオフを必ず確認してください。
YoastSEO
各記事の編集画面下部の『YoastSEO』設定『高度な設定』タブで、『検索エンジンがこの投稿を検索結果に表示することを許可しますか?』を『いいえ』にすると、その記事だけnoindexになります。カテゴリ・タグページ単位の制御も『検索の見栄え』設定からまとめて可能です。
AllinOneSEO(AIOSEO)
記事編集画面の『AIOSEO設定』内『高度』タブから、『このページをインデックスしない』にチェックを入れることで個別noindex指定ができます。サイト全体のアーカイブ・タグ・著者ページなどの一括制御も管理画面から可能です。
SEOSIMPLEPACK
国産プラグインで、各記事の編集画面下部に『この投稿の設定』が追加されます。『この記事を検索結果に表示しない』にチェックを入れるだけでnoindexが付与され、シンプルな運用ができます。
6.noindexを設定すべきページ・すべきでないページ
noindexを設定すべき代表的なページ
- サイト内検索の結果ページ(無限にURLが派生し品質も低い)
- ECサイトのカート・購入完了・マイページなどユーザー個別ページ
- 問い合わせフォームの送信完了(サンクス)ページ
- 会員限定・パスワード保護ページ
- テスト用ページ・開発中のドラフトページ
- 重複の多いタグアーカイブ・著者アーカイブページ
- 古い利用規約・旧バージョンのドキュメント
- 印刷用ページ・軽量版ページ
- PDFや画像ファイルなど、検索結果に直接出したくないリソース
noindexを設定すべきでないページ
- 検索流入を狙うすべてのコンテンツ記事・サービス紹介ページ
- トップページ・主要カテゴリページ
- 他ページとの統合(評価集約)が目的の重複ページ→canonicalを使う
- 別URLへ恒久移転するページ→301リダイレクトを使う
- 一時的にメンテナンス中のページ→503ステータスで返す方が適切
『迷ったらnoindex』という発想は危険です。一度noindexで除外すると、再インデックスまでに時間がかかり、その間検索流入はゼロになります。設定対象が明確に整理できないうちは、『何もしない』方が安全な場合もあります。
7.canonical/nofollow/robots.txtとの違い
比較の要点
| 項目 | 何を制御するか | クロール | インデックス |
| noindex | 検索結果への表示を拒否 | 行われる(読まれる) | されない |
| canonical | 正規URLを指定し評価を集約 | 行われる | 正規URL側にされる |
| nofollow | リンク評価を渡さない | リンク先は辿らない場合あり | インデックス自体は別軸 |
| robots.txt Disallow | クロール自体を拒否 | 行われない | URL情報のみ表示の可能性あり |
特に重要:noindexとrobots.txt Disallowの違い
『どちらも検索結果に出さないため』と勘違いされがちですが、挙動は決定的に違います。robots.txtでDisallowにしたページは、クロール自体が止まります。すると、ページ内に書かれているnoindexタグそのものをGoogleが読めず、結果として『URLだけが検索結果に表示される』という状態が起こり得ます。
『検索結果から完全に消したい』場合は、robots.txtでクロールを許可したうえで、ページ内にnoindexを記述するのが正しい方法です。両方を併用してはいけません。
noindexとcanonicalの使い分け
どちらも『検索結果のURLを整理する』目的で使われますが、性質が異なります。重複ページの評価を1本に集約したい場合はcanonical、検索結果から完全に外したい場合はnoindexです。両者を同じページに同時設定すると矛盾シグナルとして扱われ、意図しない挙動の原因になります。

図解:noindexとcanonical/301の使い分け
8.設定後の確認方法(SearchConsole)
noindexが意図通り機能しているかは、GoogleSearchConsoleの『URL検査ツール』で確認できます。検査したいURLを入力し、『ページのインデックス登録』欄が『URLはGoogleに登録されていません』と表示され、理由欄に『「noindex」タグによって除外されました』と出ていれば正常に機能しています。
確認の流れ
- SearchConsoleにログインし、対象サイトのプロパティを開く
- 上部の検索ボックスに対象URLを入力し、URL検査を実行
- 『ページのインデックス登録』セクションを確認
- 『理由』に『noindex』と表示されていれば正常
公開後すぐは反映に時間がかかるため、数日〜数週間の余裕を持って再検査する
ブラウザのソース表示(右クリック→『ページのソースを表示』)で<head>内のmetarobotsタグを直接確認する方法も、サーバ側の設定がきちんと反映されているかを瞬時にチェックできるため有効です。
9.noindexの解除手順
noindexを解除して再びインデックスさせるには、まずタグ自体を削除(またはcontent値をindexに変更)します。続いてSearchConsoleの『URL検査』からインデックス登録をリクエストすると、Googleの再クロール・再評価を早められます。
解除の流れ
- ページから<metaname=”robots”content=”noindex”>を削除またはindexに変更
- X-Robots-Tagヘッダにnoindexがある場合はサーバ設定で削除
- SearchConsoleのURL検査ツールでURLを入力
- 『インデックス登録をリクエスト』をクリック
数日〜数週間後、再度URL検査でインデックス済みになっているかを確認
noindexの効果は強力で、Googleが再評価するまでにはタイムラグがあります。『今すぐ検索結果に戻したい』状況でも、即時の復活は期待できないことを前提にスケジュールを組みましょう。
10.ありがちな事故と回避策
事故1:開発環境のnoindexが本番に残る
ステージング環境にサイト全体noindexを入れたまま本番反映してしまい、サイト全体が検索結果から消えるという事故は非常に多いです。デプロイ前のチェックリストに『WordPressの「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」がオフか』『metarobotsにnoindexがないか』を必ず含めてください。
事故2:robots.txtでDisallowしたうえでnoindexを期待する
クロールが止まっているのでnoindexタグ自体がGoogleに読まれず、URL情報だけが検索結果に残る状態になります。確実に検索結果から消したい場合は、robots.txtでは許可したままページ内にnoindexを記述します。
事故3:noindexしたいだけなのにcanonicalまで設定する
『重複なのでcanonicalで集約しつつ、念のためnoindexも付ける』というハイブリッド指定はGoogle公式に推奨されておらず、矛盾シグナルとして扱われます。どちらか一方を選ぶのが鉄則です。
事故4:重要ページに誤ってnoindexを付けている
テンプレート改修やSEOプラグインの設定変更で、本来インデックスさせたいトップページや主要カテゴリページにnoindexが付いてしまうことがあります。月1回はSearchConsoleの『ページ』レポートで『noindexタグにより除外されました』に意図しないURLが含まれていないかを確認しましょう。
事故5:noindexで対応すべきでない問題に使ってしまう
URL移転は301リダイレクト、評価集約はcanonical、メンテナンス中は503というように、目的別に正しい仕組みがあります。何でもnoindexで解決しようとすると、サイトの評価構造が崩れる原因になります。
11.まとめ:チェックリスト
最後に、noindex運用の健康診断として活用できるチェックリストをまとめます。サイトリニューアルや大規模改修の前後では、特に注意して全項目を確認してください。
- noindexを設定したページが、本当に検索結果から外したい対象か再確認したか
- WordPressの『検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする』が本番でオフになっているか
- 重要ページ(トップ・サービス・主要記事)にnoindexが誤って付いていないか
- noindexと一緒にrobots.txtのDisallowを併用していないか
- noindexとcanonicalを同じページに同時設定していないか
- SearchConsoleのURL検査でnoindex対象が正しく除外されているか
- 解除後のページがインデックスリクエスト経由で再登録されたか
- PDF・画像など非HTMLファイルにはX-Robots-Tagで対応しているか
- noindex対象ページの一覧をドキュメントとして残しているか
- 本番反映前のチェックリストに『noindexの確認』が含まれているか
noindexは、適切に使えばサイト全体の品質スコアを底上げし、検索流入を伸ばす強力な味方になります。一方で、誤設定はサイト全体の検索順位を破壊する破壊力も持ち合わせています。本記事のチェックリストを有効にご活用ください。
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