キャリーミーのプロ

元SEでアプリ開発案件も受諾可能!大手企業に勤めながら中小企業診断士として活躍するプロ!

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H.Nさんは、誰もが知る大手情報通信機器メーカーで勤務の傍ら、中小企業診断士の資格を活かして開業されている財務のプロ。本業では元々エンジニアとして従事されていたこともあり、アプリの開発案件も受注可能というマルチな活躍をされる一方で、中小企業診断士のスキルアップにと簿記1級をはじめ様々な資格取得にも熱心です。そんなH.Nさんに、開業のきっかけや学び続ける理由などを伺いました。

これまでの実績とキャリーミーを活用するメリット

H.Nさんプロフィール
大手情報通信機器メーカーに1987年入社し、以後、ソフトウェア開発、キャリア開発、コンサルティング職等に従事。2010年に中小企業診断士に合格し登録、2011年に簿記1級を取得。キャリアコンサルタントや産業カウンセラーの資格も持つ。2019年に中小企業診断士として開業し、現在本業とのパラレルキャリアを実践中。

開業して担当したプロジェクトや実績は?

私は2010年に中小企業診断士の資格をとって登録をしました。また、財務を良く知るため、2011年には日商簿記1級の資格を取得しました。

2019年の4月1日に、中小企業診断士の資格を活かし、中小企業向けの経営コンサルタントとして開業届を出しています。本業の会社にもその内容で申請しています。

中小企業診断士活動後の累計活用実績(2019年4月~2020年10月現在)は、以下の通りです。

・診断報告書作成、事業計画作成支援、経営指導:14件
・補助金(IT導入)申請書作成支援:21件
・東京都ワークスタイル変革コンサルティング事業コンサルタント:10社
・経営相談員:3自治体

キャリーミーに登録した経緯を教えてください。

キャリーミーに登録したのは2019年の11月ぐらいだったと思います。販路開拓の一貫で、チャネルは増やした方がいいなという考えから登録しました。

登録後、担当の方がついて、面談してくださったんですよね。面談をしてくれる業務委託のサービスはなかなかないので、好感が持てました。

パラレルキャリアで活躍されるプロの方がキャリーミーを活用するメリットはどこだとお感じですか?

一般論で言えば、他の企業に「勤められる」のは、本業の会社からすれば困るわけです。

個人が個人の責任で請負や委任で仕事をするのは自己責任で済むのだと思います。ですが、どこかの会社に雇われているという話になると、管理する企業側は、責任の所在が曖昧になって管理が難しいのだと思います。

また、会社側の論理では、雇用するというのは結構リスクの高いことなんですよね。

専門職の方、例えば美容師も昔は正社員で雇われることも多かったと思いますが、今はフリーランス、個人事業主として業務委託でされている方って結構多いと思います。

世の中の流れもそうですが、経営基盤が脆弱な企業ほど「雇用はリスクだ」と判断するのではないでしょうか。

ですから、副業という側面からも、業務委託の案件を積極的に、自分の責任で挑戦する姿勢が必要なんだと思います。

フリーランスとして活躍されるきっかけ

開業されるきっかけは何でしたか?

本業での役職定年制度がきっかけですね。一定の年齢になると、役職が外れて給与が下がるわけです。

給与が下がるのは困るなと思っていたところ、本業で副業が解禁されたんです。タイミングがちょうど合ったので、開業することにしました。

最初のお仕事を獲得するには、まずは中小企業診断協会での紹介が多かったのでしょうか?

副業で、昼間になかなか動けないということもあり、独立当初は中小企業診断協会からもらった仕事が多かったですね。
その後、クラウドソーシングや人材紹介サービスに登録して徐々に販路を増やしていきました。

多くの資格をお持ちのようですが、どういった経緯でとられたのですか?

産業カウンセラーやキャリアコンサルタントは、本業でキャリアカウンセラー募集があったので、キャリアチェンジしてみようと思ったことがきっかけです。当時はシステム・OS開発をしていたのですが、会社の制度で資格に挑戦させてもらった形です。

その後、会社のマネージャークラスをお客様先と対等な取引ができるコンサルタントに教育する取組があったんです。そこで集まった人たちで、中小企業診断士に挑戦しようという話になったのが中小企業診断士取得のきっかけでした。

簿記1級を取得したのは、もともとエンジニアだったので会計周りは弱かったからですね。財務知識なしには中小企業のコンサルタントはできないので、取得しました。

今年はFPや行政書士の試験に挑戦しています。

学び続けていらっしゃるんですね。

やっぱり自分の価値を高めていきたいじゃないですか。
専門性が増せばより良いコンサルティングが出来ると思います。

フリーランスの方におすすめのツールがあれば教えてください。

フリーランスの方向けの会計ソフトですね。今は安く使えるサービスが数多く出ています。

税理士を雇うのは大変だし、人任せにしないでまずは自分でやってみる姿勢が大切だと思います。

キャリーミー取材班が見たH.Nさんの活躍ポイント

・ITと財務の高い専門性
自らのエンジニア経験と、中小企業診断士・簿記の知識を活かしたIT・財務の高い専門性がH.Nさんの一番の武器といえます。また、カウンセリング関係の資格も取得されていることから、適切なコンサルティングを行っていただけるでしょう。

・常に学び続ける姿勢
現在も中小企業診断士としてのスキルアップを目指し、周辺資格の取得を目指しているH.Nさん。自身の市場価値を高めるため、常に努力を重ねています。

この記事を書いた人

azusa watanabe
渡部 梓

大学卒業後アパレルメーカーで販売、ディストリビューター(在庫管理、換金計画策定等)、店舗支援を担当する。結婚退職後、転居し地方公務員へ。個人住民税課税業務に従事。第一子育休中に再転居により公務員を辞し、無職での保活と子連れの再就職活動を経験する。その後アパレルメーカーでのディストリビューター業務の傍らCARRY ME経由でライティング活動を開始。現在は某企業の社内広報業務を行いながらCARRY MEにてライティング関係の業務委託案件を請け負うパラレルキャリア実践者。プライベートでは二児の母。