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【パラレルキャリアアドバイザー 上林勇】好きな仕事でしっかりと収入を得るための秘訣とは?

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フリーランスと企業の仲介サービスCARRY ME(キャリーミー)。
CARRY MEのパラレルキャリアアドバイザーの特徴の一つは、アドバイザー自身が全員フリーランスであり、パラレルキャリアの実践者であるという点です。同じ課題に直面し、乗り越えてきたフリーランスの先輩にアドバイスをもらえるのは心強いですよね。
今回は、「物心ともに豊かな人を増やす」をモットーに、パラレルキャリアアドバイザー、シェアハウス運営、心理コーチとして活躍中の上林 勇さんに「好きなことを仕事にしながら稼ぐことは可能なのか?」ということについて伺いました。

勇さん
上林 勇(かみばやし・いさむ)
CARRY ME パラレルキャリアアドバイザー
「自分らしい生き方、働き方の可能性を最大化する」をテーマにシェアハウス経営、コーチング、キャリアアドバイザーのパラレルキャリアを形成。個人事業主として個人の働き方(キャリアカウンセリング、転職、起業・副業)支援のコーチングを述べ2500人以上に提供。個人の情熱、強み、個性を開発し自分らしさを大切にしながら、
仕事や収入を同時に手に入れるコーチングでクライアントを2〜6ヶ月以内に月収ゼロから20〜250万円に導く。

社会の歯車になっていることに違和感を感じ、入社1年目に大手企業を退職

ー上林さんが、どのようなキャリアを歩んでこられたのか伺っていきます。新卒で大手メーカー企業に入社されていますが、その理由を教えてください。

「地元北海道にはない規模の大企業で働いて経験を積みたい」という漠然とした理由からです。この想いに至った理由としては、学生時代にインターン生として活動した経験が大きいですね。

私の地元は北海道の函館で、観光地としてのイメージが強い地域です。ですが、実は「離婚率、母子家庭率、生活保護受給率が日本トップレベル」という側面もあって、どんどん人口が減っていっているんです。人口が減ると当然農業の後継者も減っていって、15年後には農家が75%減るとも言われています。

そんな、住んでいる人が「こんな街もうダメだ」という気持ちになってしまう状況が悲しくて、函館を盛り上げようと起業された経営者のもとでインターン生として活動していました。

具体的には、地域活性と農家支援を目的とした八百屋事業で、仕入れや店舗運営を手伝ったり、離婚などによって家庭に居場所がなくなってしまった子供たちのために、青年センターや教育学部に所属している大学生と協力してコミュニティをつくったりしました。「人の役に立っている」「喜んでもらっている」と感じられることが何よりの喜びで、「もっと人を喜ばせられるスキルを身につけるために、北海道にはない規模の大企業で働いて経験を積もう」という漠然とした夢を持って東京の大手メーカー企業に就職しました。

ー実際に入社されてみていかがでしたか?

業務がかなり細分化されていることに驚きました。大手企業なので当然の話なのですが、ベンチャー企業で仕事をしていた私にとって、「自分がこの業務を担うことによって誰を喜ばせているのか」というのが見えにくいことに違和感を感じてしまったんです。それで、「このまま一部の業務を担っていて、人を喜ばせられる人材になれるのか?」と不安になり独立を決意しました。結局新卒で入社した会社は1年で退職し、その後心理コーチとして開業しました。

心理コーチとして独立、人生のパートナーと共にシェアハウス事業をスタート

ー心理コーチという職業を選んのはなぜですか?

実は、社会人になって半年が経った頃から、平日夜や休日を使って心理コーチとしても活動していました。そしてこれも、学生時代のインターンの経験が大きなきっかけです。家庭に居場所が無い子供たちが安心して過ごせるコミュニティづくりや、就活生にむけて勉強会や進路相談会を開催する過程で、「コーチング」という仕事に興味を持ちました。

クライアントさんの中には、私のコーチングを受けた3週間後に彼氏ができて、2ヶ月後に婚約、今は2人のお子さんにも恵まれて幸せに暮らしている女性もいるんですよ。退職を検討しはじめた頃、そうやってクライアントさんの嬉しい変化にも数多く立ち会うことができ、「この仕事で独立しよう!」と決めました。想いだけで独立してしまうなんて、当時は本当に若かったというか、無知だったなと思います(笑)。独立当初は、コーチングの仕事だけでは生計が立てられず、派遣で営業の仕事も掛け持ちしていました。

ー大好きな心理コーチの仕事を続けるために、複業をスタートさせたんですね。

そうですね。自分自身も夢のために頑張りながら、コーチとして夢を実現させたい人たちの相談を受けているうちに、「夢を持って頑張っている人たちのためにコミュニティを作りたい」と考えるようになりました。

そのタイミングで、現在の妻に出会いました。思い描いている志や大切にしたい価値観が一緒ですぐに意気投合し、タイミング良く理想的な物件を紹介してくれるご縁とも繋がって、夢と健康をコンセプトにしたシェアハウス「夢ベジハウス」をオープンしました。

写真右の女性が奥様の上林さきさん。
写真右の女性が奥様の上林さきさん。

CARRY MEと出会ってからの妻の変化に驚く

ー現在はCARRY MEのパラレルキャリアアドバイザーとしてもご活躍されていますが、CARRY MEとの出会いについて教えていただけますか?

妻が、CARRY MEの登録者だったんです。面談から帰ってきた妻が興奮気味に「布井さんというパラレルキャリアアドバイザーに面談してもらったんだけど、感動した!!」とその魅力を熱弁してくれました(笑)。

実際、CARRY MEに登録後の妻は、一度諦めた営業の仕事を紹介していただき再チャレンジすることができました。自信を取り戻してイキイキと働きながら収入もアップしていった妻の変化を隣で見ていて、私も気になって登録したんです。その後パラレルキャリアアドバイザーとして働いてみませんか?とお誘いいただき、現在に至ります。

ー上林さんが考える、フリーランスがCARRY MEを利用するメリットは何だと思いますか?

一つは、個人という狭い世界から、企業との繋がりを持つことで、広い視点でマーケットや社会を見れることだと思います。

私もCARRY MEに参画したことで、「基本リモートだけでコミュニケーションを取るフリーランス集団でも、同じ志を持っているプロが集まればこんな風に仕事ができるんだ!」と感動し、「チームで働く」ということに対する世界観が広がりました。私もプロ集団の一員としてチームに貢献できるよう、自己研鑽に励んでいます。

そして最大のメリットはやはり、フリーランスでありながら毎月安定した収入が入ってくることではないでしょうか。

私自身、シェアハウス事業やコーチング事業を始めたばかりの頃は、なかなか売上が立ちませんでした。せっかく始めた好きな仕事を継続していくために、別の仕事を探してなんとか維持していた時期があったので、安心して自由に好きなことで活躍したいフリーランスにとって、CARRY MEのサービスは力になれると確信しています。

通常の転職エージェントではそもそも「一つの会社で長く働いて欲しい」という価値観なので、副業とかパラレルキャリアは歓迎されませんし、「正社員として働いたキャリア」のみを評価されますが、CARRY MEは雇用形態がなんであれ、「この人はどんな問題に対してどういうスキルで解決できるのか」という本質的な観点で見てくれるので、そこもポイントだと思います。

自分一人で営業するより、プロのパラレルキャリアアドバイザーが推薦してくれたほうが、その人のスキルが適切に企業に伝わり、報酬や条件が良くなるケースもありますしね。

物心ともに豊かな人を増やしたい

ー確かに、「売上が立たない!」と焦ることは精神衛生上良くないですし、かといって価格を下げて受注を増やし、片っ端からこなしていく…という方向に切り替えても体調を崩してしまっては元も子もありませんからね。

そうなんですよ。私は現在パラレルキャリアアドバイザー、心理コーチ、シェアハウス運営、ストレッチ専門店のトレーナーと4つのキャリアを持っていますが、根本にある想いは全て一緒です。「経済も心身の健康も充実した人」が増えるような社会づくりに貢献していきたいですね。

ー最後に、CARRY MEの登録者やこれから利用を検討している人に向けてメッセージがありましたらお願いします。
CARRY MEのパラレルキャリアアドバイザーは、私を含めて全員がパラレルキャリアの実践者なので、同じ立場で、これまでの経験を踏まえてお話できる点が強みだと思っています。

私自身、CARRY MEに出会ってこれまでの自分のキャリアに自信が
持て、より広い視野を持って社会に関わることができるようになりました。

ご登録者の皆様にも、そういった可能性を伝え、そして実現へ向けたサポートを全力でさせていただきます!

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この記事を書いた人

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小野瀬 わかな
ライター
1992年生まれ。茨城県出身。大学卒業後、株式会社ウィルフォワードに入社。クリエイター兼経理担当として、企業の採用コンサルティングに付随するクリエイティブを担う。主に大手美容クリニックや自動車会社のオウンドメディアのコンテンツ制作、運用を担当。これまでに担当したインタビュー記事は150本を超える。2018年4月にライターとして独立。採用や次世代の働き方を中心に、取材、ライティング、撮影を行っており、その人ならではのストーリーや経験を通して、生き方や働き方、在り方のヒントを発信するべく活動中。
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