Webマーケティング・デジタルマーケティングの採用を成功に導く8つのポイント(70のチェックリスト)

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Webマーケティングとデジタルマーケティングとは?

 Webマーケティングは文字通り、webサイトを軸としたマーケティングを指しており、SEOやリスティング・ディスプレイ広告、サイトの改善・分析などが中心となります。

 一方、デジタルマーケティングは、Webサイトだけではなく、SNSやメール、口コミサイト、デジタルのポイント会員情報など、電子デバイス・インターネットを利用するあらゆるマーケティングを指す総称です。

デジタルマーケティングをすすめるにあたっての企業の課題は“採用”

 アドビシステムズの実施した「企業におけるマーケティング、デジタルマーケティングの現状と課題」のアンケートによると、「デジタルマーケティングに対する取り組みが進んでいると思うか」という質問に対して、「遅れている」「やや遅れている」と回答した企業が60%にのぼり、多くの企業がデジタルマーケティングにおける課題を感じているという結果になっています。

 また、取り組みが遅れている理由について最も多かった回答は「リードする人材がいない」(36%)という結果になっており、企業がWebマーケティング・デジタルマーケティングを進めるにあたって、マーケターの採用は大きな課題の一つと言えるでしょう。

デジタルマーケティングをすすめるにあたっての企業の課題デジタルマーケティングをすすめるにあたっての企業の課題

引用:約6割がデジタルマーケティングに関してすでに焦り?経営者によるマーケティングとデジタルの重要性理解が明暗を分ける鍵

Webマーケティング・デジタルマーケティングの採用を成功させる方法とは?

 一言にWebマーケティングやデジタルマーケティングといっても施策が多様化しているため、自社に合うマーケティング人材を採用するためには、「優秀なマーケターを採用したい」といった漠然としたイメージではなく、「自社にとって最適なマーケティング施策とは何か?」「その施策を実行するためにどのようなスキル・経験が必要なのか」という洗い出しが必要です。

 キャリーミーでは、Webマーケティング・デジタルマーケティングのプロ人材の登録者数が1,500名以上おり、実際に企業からのニーズが最も高い職種です。他社へのご紹介事例はもちろんのこと、自社でも登録者のマーケター20名以上を採用してきた経験からWebマーケティング・デジタルマーケティング人材の採用を成功させるための8つのポイントを70のチェックリスト付きでご紹介します。

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Webマーケティング・デジタルマーケティングの採用を成功させる8つのポイント(70のチェックリスト)

1. 目的

まず、Webマーケティング・デジタルマーケティング人材を採用する目的を明確にしましょう。「PV・UUを現在の3倍にしたい」「自社のブランディングを高めてくれるようなオウンドメディア を作りたい」「Webからの法人のお問い合わせを毎月50件にしたい」など、最も優先順位の高い課題を伝えることで、役割が明確になります。複数のマーケターを採用する場合も、そのポジションごとに目的を定めることで、採用後のミスマッチが起こりにくくなります。

  • 集客(PV・UU)
  • コンバージョン率アップ・リード獲得
  • ブランディング
  • 新規事業の立ち上げ
  • 採用
  • 来店(O2Oマーケティング)

2. ターゲット

 Webマーケティング、デジタルマーケティングを実施したい商品・サービスがtoC向け、toB向けかによって、マーケターの得意・不得意が分かれることが多いです。
 さらに、扱っている商材やターゲットとなる顧客の性別、年代など、自社のサービス属性に近いターゲット層のマーケティング経験者ほど、施策の再現性も高いといえるでしょう。

  • toC (商材、ターゲット層の性別・年代など)
  • toB (商材、顧客、業界など)

3. サービスのフェーズ

 意外と見落としがちな点ですが、同じようなサービスの商品やサービスのマーケティングを担当していたからといって、0→1の立ち上げが得意なマーケターとグロースハックが得意なマーケターは異なります。これまでの経験をヒアリングするときは、どのフェーズから関わったのかを合わせて聞いてみましょう。

  • 立ち上げ(0→1)
  • グロースハック(1→100)

4. マーケティング施策

マーケティング施策
 よくある失敗例に、「Webマーケティング」「デジタルマーケティング」という一つのくくりで考えてしまい、全く異なる施策を一つの求人でカバーしようとしているケースがあります。

「広告の実績はあるが、SEOの実務は担当したことがない」「コンテンツマーケティングは得意だが、SNS運用はやったことがない」といったケースはよくあることです。

とりあえずマーケティング関連の業務は全部お願いできそうだから…という理由で採用すると、どの施策も中途半端に終わって、成果に繋がらないといった結果になってしまいます。「どの施策で、どのような結果を出したことがあるか」に着目し、自社で最も注力したい施策の経験者を採用すると良いでしょう。

▼コンテンツマーケティング

  • ブログ・記事
  • ホワイトペーパー
  • LP(ランディングページ)

▼Webサイト最適化

  • SEO
  • LPO(ランディングページの最適化)
  • EFO(エントリーフォーム最適化)
  • チャットボット・Web接客ツール

▼SNS運用

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • Youtube
  • インフルエンサー活用

▼広告運用

  • リスティング広告
  • DSP
  • SNS広告
  • 動画広告
  • アフィリエイト広告
  • アドネットワーク

▼ディレクション

  • 商品・サービスサイト
  • EC
  • オウンドメディア
  • コーポレートサイト
  • アプリ

▼ライティング

  • SEO
  • バズる系

▼メルマガ

  • 定期配信
  • ステップメール

▼分析

  • アクセス解析
  • ヒートマップ
  • アプリ分析
  • ソーシャルリスニング
  • 市場調査・競合調査

5. PDCA・育成

 マーケティングを実行する際は、スピーディーにPDCAを回すことが重要です。そのためには自社の人的リソースをふまえて、PDCAのどの部分を強化すべきかを考えましょう。せっかく効果的なマーケティングのアドバイスをもらっても、それを実施するリソースが足りず、実現できなかったという例も少なくありません。

 そのため、どのマーケティング施策を担当してもらうかだけではなく、日々の業務のPDCAで考えて、どの範囲までカバーできるか事前にすり合わせが必要です。一般的に戦略・企画に強いマーケターは報酬が高い傾向にあるので、ノウハウを落とし込んでもらいつつ、日々の実務は自社のメンバーでまかなうなど、役割を決めると効果的に運用することができます。

  • 戦略・企画
  • 運用
  • 分析
  • 育成

6. 出社の頻度、リモートでの稼働頻度

 先述のアドビシステムズの調査にもある通り、Webマーケティング・デジタルマーケティング人材の採用は簡単ではありません。 しかし、”働き方”を柔軟にするだけで、スタートアップやベンチャー企業でも驚くほど優秀なマーケターを採用することができます。

 実際にWebマーケティングやデジタルマーケティングのポジションは、1日8時間の出社をするから成果がでるというわけではありません。

最近では優秀なマーケターほど、フリーになっていたり、複数の企業から声がかかり、柔軟な働き方を求めている傾向があるので、正社員だけにこだわらず、複数の採用方法を検討することで、知名度のないスタートアップやベンチャー企業でも自社に最適なマーケターをスピーディーに採用することができます。

  • 月1〜4回ミーティング+リモート(業務委託)
  • 週1〜4回出社+リモート(業務委託)
  • 正社員
  • クラウドソーシング

7. 自社で利用中のマーケティングツール

すでに自社でマーケティングのツールを導入している場合は、そのツールを触れるかも確認しておくことでより採用後の業務が明確になります。

  • Google Analytics
  • Google Search Console
  • WordPress
  • Oracle Marketing Cloud
  • HubSpot Marketing Hub
  • Adobe Marketing Cloud
  • Salesforce Pardot
  • Marketo
  • Wantedly(採用)
  • その他

8.連絡ツール・共有ツール

Webマーケティング・デジタルマーケティングの業務は特にオンラインで業務を進行することが非常に多いので、通常のやりとりをしている連絡ツールや共有ツールを事前に伝えておくことでスムーズに業務を進行できます。

  • chatwork
  • slack
  • workplace
  • Google ドキュメント
  • Google スプレッドシート
  • Google ドライブ
  • Dropbox
  • その他

Webマーケティング・デジタルマーケティング施策の成功の鍵は採用にある

Webマーケティング・デジタルマーケティングの成功の鍵となるのが、いかに自社の課題にフィットする人材を採用できるかです。

今回ご紹介した8つのポイントを洗い出しすることで、Webマーケティング・デジタルマーケティングポジションにおける採用のミスマッチは大幅に削減できると思いますので参考にしてみていただけると嬉しいです。

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この記事を書いた人

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毛利 優子

キャリーミー取締役CMO。大学在学中に長男を出産し、人生初の就職活動と子育てを同時進行する。大手監査法人で140カ国が参加する人事イベントで日本エリアのPMを担当。その後、3人の子育てをしながらITのベンチャー企業へ転職。ワーキングマザーを応援する『働くママプラス』というサイトの立ち上げを担当。コンテンツ企画、SEO、ライティングを担当し、10万PVのサイトに成長させ、収益化に成功、MIP,MVP受賞。その後起業し、「女性のキャリア」や「多様な働き方」に関する情報を発信する。「日本における働き方の多様化」の必要性を感じ、キャリーミーの事業立ち上げ時から自身業務委託としてマーケティングの立ち上げを担当、その後、CMO・取締役就任。

著書:『これで解決。働くママが必ず悩む36のこと』他
メディア実績:産経新聞、AERA,東洋経済オンライン、日経DUAL,ひよこクラブ、たまごクラブ 他

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